出産で6割以上の女性が仕事を辞める日本
育休は3年に延びる?
育児休業は、現状、子どもが1歳(事情がある場合は1歳半)になるまで認められています。これを最長で3歳までに延ばすことで、女性の就業率を上げるのが狙いです。
日本では、出産で6割以上の女性が仕事を辞めるといわれています。子どもが2~3歳以上になってから復職する傾向にあるものの、復職の内容はパートタイマーが中心のようです。
育休を最長3年に延長すれば、出産で育休を長めにとっても、2年後、3年後に正社員として復帰することができるというのが、おそらくは当初のイメージなのでしょう。育休が伸びれば、待機児童の解消につながるとも見ていたものと思われます。
なお、あえて「最長」と入れたのは、「育休3年」という報道も誤解を生み出しているように思うためです。あくまでも「最長」の話であって、実際にとるのは長めの人もいるかもしれませんし、従来通り1年程度という人もいるかもしれません。「育休最長3年」と表記しないと、不要な誤解を生むのではないかと思われます
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