和みの和モダン
親世帯の住居は3階。銀行をリタイアして間もない親世帯は資金的にも体力的にまだまだ余裕があり、子世帯との交流や孫とのふれあいを大切にしているという設定。お互いに気兼ねが無いように、キッチンやお風呂など水廻りは別々ですが、内階段やエレベーターを介して、子世帯とゆるやかにつながっているという空間設計です。
穏やかなカラーで親しみのもてる和モダンスタイルの家具は柏木工のもの。
気軽に孫が遊びにこれるように堅苦しさは排除し、ナチュラル感のある穏やかな和モダンでコーディネートしています。リビングは和モダンで人気のある柏木工の家具。背の桟が印象的な1人掛けチェアが、のんびりとした老後をイメージさせますね。床材や建具、ソファの貼り地やラグなどの明るく彩度の低い穏やかな色使いに、和室にある吊り押し入れの朱赤がよいアクセントカラーになっています。
使いやすそうな対面キッチンも和モダンにまとめて。
和室、リビング、ダイニングはつながりのあるオープンな空間なので、人数が多いときにも対応できます。また、それぞれが程よい距離感を持ち、独立したスペースとしても使えるのは、来客時はもちろん、老後を2人で過ごすにもお互いを意識しすぎずにいいのではないでしょうか。
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パリのアパルトマン! 女性のための賃貸スペース