注文住宅/新築の着工から完成・入居・メンテナンスまで

建てた後、ここに注意しなさい!

夢の一戸建てを建て何年・何十年と経つと、外壁の塗り替えや屋根の色の退色、内装材の劣化など、補修が必要な部分や不具合なども出てきます。これら補修・不具合は早期発見、早期補修が基本です。また今度でいいやと先延ばしにしていると、他の箇所にも影響を与え、余計な出費となってしまう恐れもあります。それでは一体どういうところに配慮していけばよいのかを確認していきましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

補修・不具合は早く見つけ、早く補修する

建物が竣工し引き渡される際、各種の保証書や取扱い説明書が渡されます。主に防水や設備機器などです。保証される箇所は安心ですが、心配なのは保証のない箇所です。外壁の塗り替えや屋根の色の退色、内装材の劣化など……。

マンションであれば毎月修繕積立費を納めていきますが、一戸建ての場合はそういったことはほとんどの人がしていません。急にまとまったお金が必要といったことも考えられます。したがって当然ではありますが、補修・不具合は早期発見、早期補修が基本となります。それではどういうところに配慮していけばよいのかを確認していきましょう。


構造のメンテナンス

建物のメンテナンスでどこが一番重要かといえばまず構造躯体の骨組みです。これは基礎・土台部分と小屋裏などに入って金物がしっかり緊結されているかをチェックします。施工した工務店で必ず一年点検がありますので、その際に確認してもらいましょう。床下点検口や小屋裏点検口は設計の段階でどこに設けてあるかを確認しておきましょう。必ず設けましょう。

◎構造関係の点検法
undefined

 


  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます