何度もリバイバルされている悲恋物語

■監督
アレクサンドル・ザルヒ
■主演
タチアナ・サモイロワ ヴァシリー・ラノヴォイ

ロシアには文豪と呼ばれる方がたくさんおられますが、なぜか皆様悲恋がお好きなようで。
この「アンナ・カレーニナ」もそのひとつ、文豪トルストイ原作の映画で、不倫の恋を描いた物語です。

そして映画好きな方々も、悲恋、しかも若く美しい人妻が道ならぬ恋に堕ちていく物語がやはりお好きなようで、何度もリバイバルされていますね。最近でも、パイレーツ・オブ・カリビアンなどで人気のキーラ・ナイトレイさん主演で公開されるそうです。


ご存知ない方は少ないと思いますが、あえてストーリーをご紹介すれば、こんな風です。

ペテルブルグの政界に重きさをなす高官の妻アンナは、兄の願いで訪れたモスクワで、青年将校ウロンスキーと出会い、恋に落ちる。

年も離れ、情が通うことのない偽りの結婚生活では得られない、生きる喜びを感じたアンナは、次第にその恋にのめりこんでゆくが、体面をなによりも重んじる夫がそれを許すはずもなく……。

不倫はもちろん文化なぞではありませんが、物語としてはとても美しいですし、絵になりますね。主演のタチアナ女史は繊細というか、ぴんとはったいまにも切れそうな糸のような緊張感がその表情のそこかしこに見え、主人公の恋の行く末を感じさせます。

現代っ子からみれば、もどかしいような恋愛ドラマ。
そのもどかしさにあえて挑戦してみるのも、面白いと思いますよ?




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