戦いに散った男達の痛みが伝わってくる作品

■作品名
史上最大の作戦
■監督
ケン・アナキン、ベルンハルト・ヴィッキ、アンドリュー・マートン
■主演
ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ

「史上最大の作戦」と言えば、Dデイの名でも呼ばれる、1944年6月6日、連合軍が実施したノルマンディー上陸作戦のことです。

製作費36億、米・英・仏・独のトップスター総出演、特に当時のりにのったジョン・ウェインが主演ですから、公開当時はさぞかし耳目を集めたことでしょう。実はチョイ役ですけれど、デビュー間もないショーン・コネリーさんも英国兵士役で出演しています。


映画好きならばほとんどの方は、この超がつくほど有名な映画のあらすじをご存知だと思いますから、ここでかくのは控えましょう。

そこは60年代ですからモノクロで、現在のようなCGの技術がない映像ではありますし、Dデイ以降の第二次世界大戦のお知りになりたければ、「バンド・オブ・ブラザーズ」が一番ですし、同じ上陸作戦の戦闘シーンを描いたものでも、その悲惨さならばプライベート・ライアンの冒頭30分のシーンに勝るものはないですが。時にコミカルなシーンを交えつつも、戦いに散った男達の痛みは十二分に伝わってくる作品であるとだけ、お伝えしたいと思います。


この戦いがあって、死んだ男たちがいて、いまがある。戦争反対を願い、祈り、時には叫ぶのはもちろん大切ですが、かつて戦いがあったか知ることも、重要だと思います。この映画はその点で十分にこたえてくれる、お勧めの一本です。




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