リオ・デ・ジャネイロを擁する文化、経済の中心、南東部
コルコバードの丘からの眺め
観光地と言えば、何と言ってもリオ・デ・ジャネイロが世界的に有名です。新・世界七不思議のコルコバードのキリスト像や、シュガーローフ、コパカバーナ、イパネマ海岸、また2014年ワールドカップの決勝戦が行われるサッカーの聖地マラカナンスタジアムなど、見所が満載です。もちろん毎年2月か3月に開催されるカーニバルには、世界中から観光客が訪れます。また大都市サンパウロで開催されるビエンナーレ、ファッションウィーク、ゲイパレードなど文化イベントも大きな集客があります。ミナスジェライス州には、ブラジルで初めて登録された世界遺産、古都オウロプレットがあります。
サンパウロ美術館
ブラジルのソウルフードとも言われるマメの煮込み料理、フェイジョアーダは、サンパウロとリオで特に浸透しており、水曜日と土曜日の昼食として、多くのレストランでも提供されます。
国内で人気が高いミナス料理は、豚の脂やマメを多く使うのが特徴。またミナスの白いチーズも有名です。
イグアスの滝でおなじみ、ヨーロッパの影響を感じる南部
ブラジル側イグアスの滝(撮影:Miki Kobayashi)
観光地といえば、何と言っても世界三大瀑布の1つ、イグアスの滝(パラナ州)が人気です。ブラジル側アルゼンチン側から、滝を眺めることができますが、ブラジル側のハイライト「悪魔の喉笛」は、迫力抜群です。他には、サンタ・カタリーナ州の州都フロリアノポリスの熱帯とはまた違う美しいビーチリゾートも夏期は多くの観光客で賑わいます。また同州のブルメナウは、ドイツ人の街として知られ、10月には本国さながらに盛り上がるビールの祭典、オクトーバーフェストも開催されます。