美しいビーチと歴史、音楽が自慢の北東部

praia do forte

バイア州のビーチリゾート

ブラジルの北東部を構成するのは、バイア州、セルジッペ州、アラゴアス州、ペルナンブッコ州、パライーバ州、リオ・グランデ・ド・ノルテ州、セアラー州、ピアウイー州、マラニョン州の9州。亜熱帯性気候に属しており、年間を通して「日本の夏」の服装で過ごすことができます。

ピアウイー州のテレジーナ以外の州都は全て沿岸部にあり、多くの観光客が美しいビーチを目的に訪れます。中でも大西洋上のフェルナンド・デ・ノローニャ島(ベルナンブッコ州)と、ロカス環礁(リオ・グランデ・ド・ノルテ州)は、世界自然遺産にも指定されており、世界中のダイバーを魅了しています。

また独特の文化も魅力で、バイーア州の州都サルバドールの歴史地区、ペルナンブッコ州のオリンダ歴史地区、マラニョン州の州都サンルイス歴史地区といった地区が、世界文化遺産に指定されています。サルバドールとオリンダは、リオデジャネイロと並ぶブラジル3大カーニバルスポットとしても有名ですし、サンルイスでは、6~7月に「ブンバ・メウ・ボイ」と呼ばれる伝統的な祭りが行われます。

北東で最大のバイア州には、アフリカ系の黒人が多く、その影響を受けたスパイシーなバイア料理が人気。代表的なバイア料理は、干しえびやデンデ椰子油を使ったヴァタパ、ムケカ、アカラジェなどや、オクラを使ったカルルー。その他の都市でも海沿いだけあって、シーフードを使った料理が人気。トロピカルフルーツも美味しく、中でもカシューナッツの果実カジュやシリグエラ、ウンブーなど現地でしか食べられない果物がお勧めです。

ユニークな生態系と建築遺産を有する中西部

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ブラジリアの国会議事堂(撮影:Miki Kobayashi)

ブラジルの中西部を構成するのは、ブラジリア連邦直轄区、ゴイアス州、マットグロッソ州、マットグロッソ・ド・スル州の4州。夏は高温多湿、冬は乾燥する高原性サバンナ/温帯夏雨気候に属しており、年間を通して比較的温暖です。

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ブラジリアのドンボスコ教会(撮影:Miki Kobayashi)

観光地としては、なんといってもブラジルの首都、ブラジリアの建築群が有名。オスカー・ニーマイヤーが手がけた近未来的な建築群の散らばる計画都市は、世界遺産にも登録されています。また、ゴイアス州の旧州都ゴイアス市にあるブラジリアとは対照的な18世紀にタイムスリップしたような建築群が、ゴイアス歴史地区として世界遺産として認定されています。更に、地球最古の平原、セラード保護地域(ゴイアス州)、世界最大の湿地、パンタナル保全地域(マット・グロッソ州)といった自然遺産もあり、ユニークな生態系を観察することができます。

人種的には、先住民と欧州系白人またその混血が主で、一説には、エキゾチックな美人も多いんだとか。各州の郷土料理があるものの、中でもゴイアス州のペキ(果物)を使った料理や、パンタナールの川魚、放牧が盛んなため、牛肉、豚肉を使った料理が有名です。