家計簿・家計管理/食費、水道光熱費、レジャー費など変動費の削減

節電意識がアップする「でんき家計簿」

普段、何気なく使っている電気。毎月使った電気の量を把握し、比較できる仕組みがあれば、節電意識が高まって節約にもつながるでしょう。今回は東京電力の便利なサービスを紹介します。

飯村 久美

執筆者:飯村 久美

家計簿・家計管理ガイド

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節電にお役立ちのサービス『でんき家計簿』

月1回、電気料金を見える化して家族でチェック

月1回、電気料金を見える化して家族でチェック

照明、エアコン、パソコン、電化製品など、家庭内のあらゆるものが電気で動いています。季節や時間帯によって使用量が増減する電気。節約を考える際に、「電気代をもう少し下げられたら」と考える方も多いのではないでしょうか。

今回は節電を考える方のために、自宅の電気料金や電気使用量などを家のパソコンでチェックできる便利な家計簿をご紹介します。それは、東京電力の『でんき家計簿』です。

『でんき家計簿』とは、東京電力が無料で行っているサービスで、次のことができます。
 
  1. 毎月の電気の使用量と電気料金をグラフ表示してくれる
  2. 前年同月の値、金額と比較できる
  3. 1日の電気の使い方を診断してくれる(ライフスタイル診断)
  4. ライフスタイルに合った料金メニューや省エネの方法をアドバイスしてくれる
  5. 電気使用量の実績にもとづいて、料金メニューを変更した場合の金額をシミュレーションしてくれる(料金メニュー比較シミュレーション)

このサービスのメリットは、朝晩、昼間、夜間の使用量がグラフで表示されるので、何月のどんな時間帯に多く電気を使っているのかがひと目でわかること。また、電気料金の高い月がわかるので、節電を積極的に行うべきなのは何月なのかがわかりやすくなります。

さらに、毎月『でんき家計簿』を確認することで、電気の使用量・料金について意識するようになるので、節電意識がいままで以上にアップするでしょう。
電気料金を見える化して節電意識を高めよう!

電気料金を見える化して節電意識を高めよう!


上のグラフは、筆者の過去2年間の電気料金のグラフです。『でんき家計簿』に登録をすると、このように電気料金を「見える化」することができます。見える化することで日頃も意識するようになり、結果として節電につながります。

ちなみにこのグラフでは、1月から昨年度に比べ今年度の方がぐんと電気料金が安くなっています。これは、15年以上使っている冷蔵庫を買い替えたからです。古い家電をエコ家電に切り替える効果は大。このような成果も目に見えるようにすると、さらに電気代を安くしていきたいという意識が高まります。我が家のリビングの壁にはこのグラフが張られています。家族全員で意識するのが狙いです。

『でんき家計簿』は、東京電力を使っていて、サイトで会員登録をすれば使えるようになります。また、アンドロイドのスマートフォンのユーザーなら、アプリから電気の使用量・料金を確認することもできて便利です。

また、それ以外の地域にお住まいの方は、エクセルなどを利用して、毎月の電気料金をぜひ「見える化」してみてください。

今年こそ節電をがんばりたいという方は、さっそくお試しくださいね。

※編集部注
こちらの記事は2013年6月時点の情報です。東京電力エナジーパートナー株式会社はwebサービス「でんき家計簿」を、2021年1月31日に終了しています。

 
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