やるべきことを聞く、用意してもらう

成績が上がる生徒は塾の自習室を賢く活用しています。

成績が上がる生徒は塾の自習室を賢く活用しています。

勉強の大切さは大人だけでなく、子どもも理解しています。では、何を勉強すればいいのか? これは意外と難しいです。自分にとって、何を勉強するのが一番いいのか。今、勉強しなくてはいけない科目、単元は何なのか。そして、どのように勉強すればいいのか。これらの問いにすぐ答えられるのは、すでに成績の良い一部の生徒だけです。だから、塾へ自習に行ったら、講師にストレートに聞けばいいのです。

「自習に来ました。今日は何をやるのが一番いいですか?」

いかにも勉強ができない生徒の質問みたいで抵抗あるかもしれません。でも、専門家に聞くのが一番です。勉強しても成績が上がらない場合、勉強する内容のピントがずれているか、勉強の仕方が間違っているかのどちらかです。自分の学力をよく知っている講師に、「何を、どのようにやればいいのか」を聞くのが、成績アップの近道です。また、塾には授業で使用しているテキスト以外にもたくさんの教材があります。講師もそれぞれ自作のプリントを持っています。そうした教材の中から、いま一番 必要なものを「処方」してもらうのもいいですよ。塾は個別にアドバイスをしてもらったり、プリントを用意してもらったりしても、追加で費用が発生しません。講師は喜んで自習に協力してくれます。活用しない手はありません。

「なぜ、そうなるか」を質問しに行く

勉強してもすぐに忘れてしまう、というようなことをお子さん、言っていませんか。もしそうなら、それは暗記に頼った勉強になっています。「なぜ、そうなるか」、「なぜそうなっているのか」ということを理解すると、勉強した内容を忘れなくなります。でも、自宅で勉強していて、なぜそうなるかの理由がわからなくても、自分で調べるしかありません。自分で調べて解決できればそれがベストです。でも、苦手な科目ほどあきらめてしまうものです。自習室で勉強すれば、この「なぜそうなるのか」という理由を調べてわからなければ、すぐに聞けます。これが自習室での勉強をお勧めする2つ目の理由です。講師に教わったら、そのことをテキストやノートに書き込むといいよ、とお子さんにアドバイスしてください。その書き込みが、復習するときにいちばん大事なポイントになるからです。成績がいい生徒のノートを見ると、たいてい講師が話した内容のメモが書き込まれています。教わった内容を繰り返し見直すことで、学習内容の理解を深めているのです。

自習に行った日、自習時間を記録する

お子さんの部屋にカレンダーがありますか? なければ家族が目にする場所にあるカレンダーでもいいです。塾に自習に行った日をマルで囲みましょう。そして、自習した時間を書き込みます。面倒な作業ではないはずです。でも、これが自習室の勉強習慣につながります。苦労したことでも、過ぎてしまえば忘れてしまうものです。せっかくがんばったのに、それを忘れてしまってはもったいないですよね。自習に行ったその日のうちにカレンダーに記録しましょう。カレンダーに記録がたまってくると、お子さん自身が達成感を味わえます。その達成感が、自習室での勉強を継続しようという気持ちを高めます。
ひと月終わったカレンダーも捨てないで取っておいてください。ひと月終わるごとにその月に、自習に行った日数、総時間数を集計しておくと、さらに継続したくなる効果アップです。試してみてくださいね。
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