コンテナハウス
コンテナを重ねて2階建てにしたり、連結させて広いスペースを確保したりと、様々な応用が可能なコンテナハウスが注目を集めています。下図はコンテナ14基を使ったコンテナハウスのイメージ図です。
味気ないコンテナの鋼板も、このような変化を持たせるだけでずいぶん印象も変わって見えますね。規格化されたコンテナですから、アイデア一つでさまざまな要望を形にできます。
プランによっては数百万円ほどで出来るものもあり、非日常を満喫するための「セカンドハウス」として利用される方が多いようです。
株式会社シー・エフ・ネッツさまより提供 |
株式会社シー・エフ・ネッツさまより提供 |
また、コンテナのサイズや形、窓の位置や内装などを工夫する事で、小さなロッジ風なコンテナハウスから、大きなメゾネットタイプのコンテナハウスなど自分だけのオリジナルな家を作る事ができるようです。
コンテナショップ
コンテナショップは場所をとらずに少ないスペースでお店を開けるということが一番のメリットとして上げられています。コンテナですから好きな場所に設置でき、外装や内装を変えることで、比較的コストを抑えた中でご希望のお店を実現する事ができます。更に移動型に改良する事で、様々な場所でお店を開く事もできます。
最近は、身近な場所でもコンテナを利用したお店を見掛ける事があります。
例えば、カフェやフラワーショップ、飲食店などで利用されているそうで、その形態も様々です。
みなさんも、1度探してみてはいかがでしょうか?
ロード・サイド・ホテル
欧米のロード・サイドには、クルマを使った旅行者をターゲットとした低価格な宿泊施設があります。これらの宿泊施設は[MOTEL]と呼ばれ、気軽に利用できるホテルとして一般的になっています。一方、日本のホテルはというと、ビジネスホテルなら駅や繁華街の近く、リゾートホテルなら観光地に近い場所に建てられるのがセオリーとなっています。
ホテル経営者の観点でみると、こうした「いい場所」は地価が高く、コストアップの最大の要因になりますから、欧米のロード・サイド・ホテルを参考にした新たなホテルの形態が日本でも見られるようになってくるかもしれません。
ここまで様々なコンテナハウス事情を見てきました。
事例だけを見れば順風満帆のように見えたコンテナハウスなのですが、2007年に改正建築基準法が施行されたことにより、これまでの工法で建築確認申請を通すことが困難になってしまいました。
「キングダム・ホーム」とは??>>