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六本木でアートと食を楽しむ 国立新美術館

六本木の国立新美術館の夜景をご紹介します。自然光が差し込む昼間と、人工光で照明される夜間の対比が美しく比較してみるのも面白いかと思います。レストランやカフェ、ミュージアムショップも充実しているので、六本木散策の途中に立ち寄るのもおすすめです。

執筆者:厚東 宏枝

自然光と人工光の対比が美しい

国立新美術館

曲線を描くファサードが特徴的な国立新美術館

六本木は、ご紹介する国立新美術館、六本木ヒルズの森美術館、東京ミッドタウンのサントリー美術館、21_21DESIGN SIGHTなど、新しいアート拠点として、各美術館が連携するイベントなども行われています。

国立新美術館は、コレクションを所蔵しない新しいタイプの美術館で、国内最大の展示スペースを持ち、企画展や公募展など様々なジャンルの展覧会を行っています。
光と影のパターン

光と影のパターンが広がる

建築は黒川紀章氏が設計した、外壁が曲線を描く特徴的な形状です。昼間は、フレームとガラスで構成された外壁から自然光が注ぎ込み、明るく開放的です。特に天気の良い日は、幾何学的な光と影のパターンが床や壁面に映り、模様のようにきれいに広がります。室内の壁面は、床と同じ色味の木製の縦ルーバーで覆われており、温かみがあります。
国立新美術館夜景

夜は奥の壁面が光り、浮かび上がって見える

夜になると、ルーバーの奥の乳白面が光壁となり、建物全体が光のオブジェのようです。建物内部からは、縦ルーバーや来場者がシルエットとなって見えます。背景の暖かい色の光に対して、円錐形のエントランスは、白色の光で、明るく照明しています。光の色の違いを表す用語に色温度(ケルビン:K)がありますが、色温度を変えることでコントラストが生まれ、円錐形が強調されて見えます。
国立新美術館夜景

ルーバーとベンチに座る人がシルエットになって見える


次のページでは、円錐形のデザインと食事や買い物を楽しめるスペースについてご紹介しています。

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