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六本木でアートと食を楽しむ 国立新美術館(2ページ目)

六本木の国立新美術館の夜景をご紹介します。自然光が差し込む昼間と、人工光で照明される夜間の対比が美しく比較してみるのも面白いかと思います。レストランやカフェ、ミュージアムショップも充実しているので、六本木散策の途中に立ち寄るのもおすすめです。

執筆者:厚東 宏枝

円錐形のデザインと食空間 

円錐形のデザイン

円錐形のデザイン


黒川氏の建築では、円錐形が用いられることが多く、特に晩年の作品では象徴的な存在だったようです。エントランスは、中央の赤い円形の部分に上下に照明が設置されており、トラスが全体に白く輝いて見えます。
コンクリートの壁面が上から照明されている

コンクリートの壁面が上から照明されている


建物内部は、逆円錐形のコンクリートの壁面が上から照明されています。上はカフェとレストランが入っており、天井から吊り下げられた環形の構造物の上下に照明器具が設置されています。それによってテーブル面と天井面が照明されていますが、カフェとレストランでは天井高が異なるため、天井に映し出される光の輪の明るさと広がりが異なって見えるのがわかります。レストランは、フランスの三ツ星レストラン「ポール・ボキューズ」のブラッスリーが入っていることでも有名で、昼夜ともに人気があるそうです。
レストランとカフェ

逆円錐の上がレストランとカフェになっている


美術館はレストランやカフェだけ利用することもできます。また地下のミュージアムショップ「SFT(SOUVENIR FROM TOKYO)」もおすすめで、オリジナルグッズやデザイン性の高い雑貨やインテリア、おもちゃなどを販売しています。オンラインショップでも商品を購入することができ、贈り物にも良いかと思います。

開館時間は10:00~18:00ですが、企画展開催中の金曜日は、20:00まで開館しています。(※入館は閉館30分前まで)

※詳しい情報は国立新美術館のWebサイトをご参照下さい。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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