西洋料理の料理長 小堀仁氏
■ガイド:こだわりは何ですか?
■小堀氏:
蒔絵で富士山の溶岩石を使っていることです。肉や魚が中までふっくら焼き上がります。蒔絵では、鉄板料理だけではなく、玉子料理や麻婆茄子もあって色々と楽しめるようになっています。
■ガイド:
気を付けていることはありますか?
■小堀氏:
温かいものは温かく提供するようにしています。状態がよいものを食べていただきたいので、28階に水槽を設けて、オマール海老、あわび、伊勢海老を入れています。温度調節は難しいですが、しっかりと管理しています。
お客様にたくさんの料理を食べていただきたい
■ガイド:ブッフェを行っている理由は何ですか?
■小堀氏:
コース料理だと色々なものをあまり食べられませんよね。ですが、ブッフェでは少しずつ色々なものを食べられます。お客様にはたくさんのお料理を食べていただきたいので、ブッフェを行うようにしました。蒔絵はフレンチから鉄板フレンチに変わりましたが、箸でも気軽に食べていただきたいからです。
多くのお客様に来ていただきたいのでリーズナブルに提供
■ガイド:リーズナブルな価格ですよね?
■小堀氏:
よい食材を使っているので、薄利多売でやっています。もっと浅草を知ってもらいたい、もっと若いお客様にも来ていただきたいので、リーズナブルに提供しています。食材は高くなっていますが、値段は変えていません。お客様のために、日々努力しています。
■ガイド:
お客様に向けてメッセージはありますか?
■小堀氏:
当ホテルのコンセプトは「お客様に親切、お客様のために」です。リピーターのお客様が多いのも、これが伝わっているからだと思います。今後もより多くのお客様によりたくさん来ていただけるように、よいサービスを提供したいです。
最後は総料理長のインタビューです。