収納/収納ビフォー・アフター

共働きママのリビング収納ビフォーアフター(2ページ目)

仕事と家事・育児に追われて過ごす共働きママ。片付けまで手が回らないというのが実情で、Sさんもその一人。そこで、ガイドがお宅に伺ってビフォーアフターしたときのポイントをご紹介します。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

段ボールの中身を整理する

段ボールに収まっているのは、保険や不動産関係の書類や取扱説明書をはじめ、子どもの写真や結婚式の記念の品など思い出にまつわるモノなどでした。すぐに必要となるモノではないため、「後でゆっくり片付けよう」。そう思っているうちに月日が経ってしまうというのはよくあることです。

その後回しにしていた作業に今回取り組むことになったのですが、段ボールの中身をそのまま違う入れ物に移し替えたのでは意味がありません。中身を点検して、要るのか要らないのかを判断してモノを減らします。
片付け作業手順

引っ越しのときがモノを減らす絶好のチャンス!


「ダンシャリ、ダンシャリ」とつぶやきながら作業をするSさん。今は使っていない家電の取扱説明書や、以前住んでいた地域の書類などが見つかるたびに、ゴミ袋へとハイペースで捨てる作業を進めていました。反対に、結婚式の記念の一式と成長過程にある子どもの作品や写真など、記憶に新しいモノは残すことにしました。

「仕事で書類を毎日見ているから、家ではやりたくないのですよ!」と切実な思いを訴えるSさん。それでも、段ボールやバスケットボックスに、たくさん詰まっていた持ち物がどんどん減らして、小さなボックス4個とA4ファイルボックス3個にまとめることができました。そして、次は整理ダンスの中身を片付けます。

子供服を仕分けする

まずは、整理ダンスに収まっている、引き出し5段分の中身をすべて取り出します。衣類やタオルを段ごとに入れ分けるなどして、ちゃんと整理しているのですが、よく見てみるとサイズが小さくなった服もありました。「スカートをはきたがらないのよね」というSさん。可愛いから着て欲しいとママが思っても、娘さんはズボン派のようです。
子供服の整理

引き出し1段分が空に。今後の変化にも対応できる余裕が生まれた


スタイや服の形状、タオルなど保育園によって指定されることがあるため、引っ越しで園が変わると揃える持ち物が変わることも。そうなると、以前と現在とで両方持っていると、モノが増えてしまいます。成長するにしたがって益々モノが増えることが分かっているので、今を基準にして持ち方を見直すことも必要です。

書類も衣類も片付いて、次はリビング収納の中身を仕上げます。
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