会社には一体感が必要なのです
丸紅や村田製作所が何年かぶりに運動会を開催したり、かつての飲みニケーションなど、社内コミュニケーションへの取り組みが復活したりしています。会社と一体感が生み出せそうな人こそ、仲間なのです。いわゆる「タバコ部屋」も同様に、喫煙者同士の「一体感」には非常に有効でした。むしろ「タバコを吸わない人」のほうが、疎外感を感じることもあったかもしれません。正直言って、タバコが健康に良いか悪いかはこの際、どうでもいいのです。社長の感性・方向性と一致し、仲間としての一体感につながるかどうかが大事。極論すれば、まずは社長がタバコを吸う人か吸わない人か、それを知っておくぐらいの気持ちが大事かもしれません。
とはいえ、セルフ・コントロールは、できるに越したことはない
余談ですが、スタンフォード大学の授業で教鞭をとられるケリー・マクゴニガル先生の教科書では、「やりたいと思っていながらできない自分を変える」をどうやるかについて、書かれています。こういう超実践的な授業がある所が、アメリカの大学の面白さ、というか、なんか凄いなと思ってしまいます。セルフ・コントロールはビジネスマンとしての成功だけでなく、人生における運気上昇のためにも上手く活用したいところです。余談ついでに、私が個人的に定義している理想的な状態は、「タバコを吸うこともあるけど、依存しない状態」、つまり……、
1.基本的に有害な喫煙はしない。昼間は一切しない。
2.お客さまとの宴席などの場合に限り、必要に応じてお付き合いする(特にアジア圏においてはタバコのシェアは非常に重要なコミュニケーションですしね)。
私事で恐縮ですが、この状態を「タバコをやめていない喫煙者」として評価する方もいれば、「タバコをやめた人」と評価する方もいて、評価は真っ二つに分かれます。どう思われますか?