フットサル/フットサルとは?

フットサル使用で体育館を借りる方法(2ページ目)

今回は実際に学校や自治体の方にお話を伺い調査した結果、そこから見えてきたフットサル使用で学校の体育館を貸し出しできない理由、それらの解決案、フットサル使用で体育館を借りる方法などをご紹介します。

佐久間 紀成

執筆者:佐久間 紀成

フットサルガイド


解決方法

ただ逆に言えば、「上記すら解決出来れば貸し出してくれる可能性はありますか?」と伺うと、「バレーや空手などには貸し出しているし、警備員(守衛さん)は夜間も常駐しているので」というお言葉を頂きました。ですので、学校側にそういった備品・設備などをこちらが用意すると言えば、交渉できる学校が他にもあるのではと感じました。

「こちらが用意するって」と思われる方もいるでしょうが、例えば週1回、民間のフットサルコートを2時間借りると、たいてい2万円(地域・時間帯・施設によって多少異なる)ほどします。1ヵ月で8万円、年間で96万円になります。

「寒いからフットサルができない」という機会損失はプライスレスですが、上記費用だけでも大きなお金です。そういったお金で学校の体育館を無料もしくは格安で貸し出してくれることを考えると、長い目でみると高くはないのでは? ゴールなどの備品は、インターネットでも購入することができます。簡易ゴールであれば1万円以下で購入することもできます。


共同購入・代替え

また、その付近でフットサルをしている他のチームなどと共同で購入すれば、さらに初期投資は抑えられるでしょう。ゴールなどはカラーコーンなどでも問題無いのであれば、カラーコーンを置いている学校は多かったので、代替えして費用を抑えてもよいでしょう(フットサルボールはもちろん持参で)。

もちろんすべての学校・自治体が、貸し出しに前向きな訳ではありませんでしたし、「ゴールなどの備品を保管するスペースはない」とおっしゃった学校もありましたが(その場合、持ち運び可能なゴールで対応可)、交渉の余地はあると感じました。

フットサルが出来る場所でお困りの方は、一度近くの学校や市(区)役所などに、お話を伺ってみてはいかがでしょうか?


最後に

最後になりますが、私は屋外の人工芝コートを否定している訳ではありません。実際私も屋外の人工芝コートでフットサルをすることもあります。真冬の雨の中、屋外のフットサルコートでプレーしたこともありますし、真夏の屋外コートで休憩中に肌を焼くのも大好きです。

ただ、フットサルを愛する方々が、
「体育館でやりたい」
「天候などの理由でフットサルをしない時期がある」
というお話を伺ったので、何か方法がないかと思い調査させて頂きました。

「フットサルを始めたいけど、近くにプレーできる場所がない」
そんな方々は、参考にして頂ければ幸いです。

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