ガラスの王国、スモーランド地方

oreffosglasse

スウェーデンを代表するオレフォスのガラス製品

スウェーデンといえば、ガラス製品を思い浮かべる方も少なくないと思います。Kosta Boda(コスタ ボーダ)や Orrefors(オレフォス)といったガラス製品の工房があり、「ガラスの王国」として有名なのが、スウェーデンの南東部に位置するSmåland(スモーランド)地方です。スウェーデン人にスモーランドの人々の印象を聞くと必ずといっていいほど「ケチな人々」という答えが返ってきます。これも裏を返せば、16世紀から続くガラス製品製造によって培われた経済観念の発達した人々とということなのでしょう。

ガラスの王国は、Kalmar(カルマル)とVäxsjö(べクショー)という町の間に位置しており、どちらかを入り口として回るとよいでしょう。ガラスの工房はかなりの数があります。有名どころのKosta(コスタ)と Orrefors (オレフォス)に加えて、途中の小さな町に立ち寄ったり、ガラス製品のアウトレットを見たりするのも大変楽しいと思います。

スウェーデン最大の島、ゴットランド島とエーランド島

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ゴットランドのヴィスビーの町を囲む城壁

Kalmar(カルマル)から橋を渡っていける、スウェーデンで2番目に大きな島がÖland(エーランド)島です。スモーランド地方に位置するのですが、橋を渡ったエーランド島は本土とは異なる土壌、雰囲気を醸し出しています。

酪農と農業が盛んなエーランド島は、スウェーデン最大の牛乳の生産地であり、スウェーデンの主食であるじゃがいも、きゅうり、いちごなどの生産がおこなわれています。エーランド島の南部の農地一体は、石器時代から続く農地であり、その景観はユネスコの世界文化遺産に登録されています。

Oskarshamn(オスカスハム)、もしくは、ストックホルム郊外の町Nynäshamn(二ネスハム)から船に乗り、訪れることができるのが、スウェーデン最大の島、Gotland(ゴットランド)島。ゴットランドは、スウェーデンで最も晴れの日が多い所としても有名で、夏の観光シーズンになると島の人口は数倍に膨れ上がります。

ヴァイキングの時代にできたとされるゴットランドの中心Visby(ヴィスビー)の町は、城壁に囲まれています。12世紀から14世紀にかけてハンザ同盟の貿易港として栄え、その中世の面影を色濃く残したこの町は、ユネスコの世界文化遺産としても有名です。