収納は飾ることを意識して
Sさんの住まいは、3DKを1LDKにリノベーションをしたマンションの一室。玄関を入った正面がゆったりとしたLDKになっています。「間取りを変えてシンプルな部屋に改良しただけです」と語るSさん。独身時代から住み始め、今では出産を間近に控えた妻Kさんとの2人暮らしです。LDKで一番目を引くのが、壁に立てかけたCDラックとラダーのディスプレイ収納。好きなモノは思い切って飾るという潔さが、気持ちの良いコーナーを生み出しています。しかも、モノの量がたっぷりとあることでアート感のある一角に。ギャラップというショップで見つけたというラダーには、帽子やストールをさり気なく掛けてお片付け。使い込んだような仕上げになっているラダーには素材の温もりがあり、気持ちがなごみます。
テレビとソファのあるくつろぎスペースも、Sさんらしい構成になっています。数多く所有しているDVDは、存在感のある宝箱のようなボックスに収納。そして、センターテーブルとしてのポジションにセットされています。また、散らかりやすくて困る郵便物などの紙モノは、軽やかなボックスに一時収納。「部屋に出しておきたいモノは飾る意識で整える」と語るSさんの目配りが感じられる一角です。
LDと同じようにオープンキッチンもお洒落にアレンジされています。