キッチン収納は持ち物を厳選して
壁沿いに配されたキッチンは1列型で、収納は吊戸棚とカウンター下のキャビネットだけ。食品庫もキッチン家具もないのですが、収納は足りているのでしょうか。「食器棚を置きたくなかったので、引っ越すときに和食器をはじめいろんなものを処分しました」というだけあって、収納には余裕があります。下段の引き出しにあるのは洋食器が中心で、上段には普段使いの食器とカトラリーが収納されています。かさ張る調理用品のほうは、鍋を入れ子式に収めてフタはファイルボックスに立てるなどして、スペースを効率よく活用。吊戸棚の中も、種類と使用頻度に合わせて引出しやプラケースを上手に使い分けています。
食品のストックはバスケットに収まる分量を目安に管理されていて、冷蔵庫の中も十分に余裕があります。「帰りが遅いこともあって夕食が不規則になるため、余分な食品を持たないようにしています」とのこと。ないと困るかもと思ってしまうのが一般的なのですが、あっても無駄になるという真逆の発想が合理的です。
さらに、プライベートな収納の使い方も見せてもらいました。