はじめに

療養看護、講師、開業により、「インターネット上での開業」という選択しかなかった私は、自力でその道を模索しなければなりませんでした。そのころ(2003年)は、インターネットにおいてブロードバンドが一般家庭で急速に普及を始めたころでした。ネットショップが持てはやされ、書店には色とりどりの関連書籍が並んでいました。個人商店がホームページ作成に力を入れ始めた時代でした。

インターネット上で開業して集客するためにはホームページを作成しなければなりません。しかし、知識も経験も全くありませんでした。そして、専門業者に依頼する資金もありませんでした。

うまくいかないホームページ作成

契約したプロバイダーが、無料ホームページスペースと無料ホームページ作成ソフトを提供していました。資金に余裕がなかった私は、この無料ソフトを使い自分自身でホームページ作成を決意します(2003年6月初旬)。

しかし、案の定うまくいきません。毎日数時間かけて作成するのに酷い出来です。例えるなら、色画用紙にクレヨンで箇条書きをしたようなものしかできないのです。これではとても依頼が来るとは思えません。当時の私は、毎日、専門業者の作成した行政書士事務所のホームページと見比べて、ため息ばかりをついていました。
行政書士開業

行政書士開業でもパソコンは必須です。



看護などで精神的に消耗してせいもあるのですが、ついには、やる気をなくし、8月上旬になるとパソコンに向かうことも嫌になっていました。しかし、簡単に諦めるわけにはいかないと自らを奮い立たせ、すり減った気力を振り絞り、市販のホームページ作成ソフトを購入して、少しでもましなホームページを作ることにしたのです。

それから、1か月余り、看護と講師の仕事以外の時間のほとんどを費やして、ホームページ作成に取り組みました。思考錯誤を重ねて、ようやくトップページができあがります。要領を得て、他のページも次々に作成していきました。もちろん、専門業者が作成したホームページには全く及びませんが、何とかホームページらしいものが作成できるようになったのです。少し光が見えだしました。