はじめに

やましいことがなくても警察はあまり行きたい場所ではないはずです。しかし、行政書士にとって警察署は仕事場なのです。それは多くの許認可権を持っているからです。そこで今回は、これまで経験した警察との関係についてお話をしたいと思います(ついでに余談も)。

警察官と行政書士

警察官の仕事の8割はデスクワークと言われます。警察官は仕事で多くの法律書類を作成しているのです。そこで、勤務20年などの一定の条件を満たすと、退職した警察官には無試験で行政書士資格が与えられます。

退職後、行政書士として活躍する元警察官も少なくありません。行政書士会の要職に就かれることもあります。私もこれまで多くの元警察官の行政書士にお会いしています。このように、行政書士と警察官は、親和性が高いのです。

捜査機関としての警察と行政書士

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風俗関係の許認可で活躍する女性行政書士の方もいらっしゃいます。

警察と言えば犯罪捜査と逮捕を思い浮かべると思います。この点に行政書士がからむことがあるのかというと、実はあるのです。

行政書士は他の法律で制限のない限り行政機関への書類作成ができます。警察は行政機関です。そこで、行政書士は告訴状の作成という仕事ができます。告訴状の業務は諸事情があり少ないのですが、それでも10年も行政書士をしていると経験があります。

詳細は守秘義務があって言えませんが、告訴がらみで何回か警察に相談したことがあります。例えそれが被害届に代わったとしても、警察が動いてくれるだけで問題が解決することもあります。ただ、警察署や担当者によってかなり対応は違う印象を受けます。

いずれにせよ、行政書士業務の中でもっとも安請け合いをしていけないのは告訴状の作成業務だと思います。