ベトナム/ホイアンの観光

世界遺産ホイアンの町を散策しよう(3ページ目)

ベトナム中南部の都市ホイアンは古き良き町並みから1999年に世界遺産に登録されました。歴史背景から日本人にも親しみ深く、ホイアンの町を歩いているとノスタルジーを感じるから不思議です。そんな世界遺産ホイアンの町を一緒に歩いてみましょう。

古川 悠紀

執筆者:古川 悠紀

ホーチミンガイド

閑静な通りが印象。グエンタイホック通り

looking for something

ゆっくりとお土産探しを

グエンタイホック通りはチャンフー通りの横を並行して走る閑静な通り。チャンフー通りの賑わいとは裏腹に、こちらは人の気配も少なくひっそりとしている様子です。雑踏から離れたい方におすすめで、ゆっくりと歩いているとまるで時間が止まっているかのような錯覚に陥ります。雑貨、アオザイのオーダーメイドなどのショップも軒を連ねていますので、ゆっくりとお土産を探したい方におすすめです。

 
Nguyen Thai Hoc

静かな通り道

人の通りが少なく、観光客よりも現地の人たちの姿が多く見られます。気の良さそうなおばちゃんたちが談笑している光景や職人がランタンを作っている光景、そんな生活の一コマを垣間見ることができます。

 
souvenir

雑貨を探したい。そんな方におすすめ

気になる雑貨がきっと見つかるはず。そんなお土産屋がグエンタイホック通りにはいくつもあります。特にイヤリングやネックレス、バングルなどの服飾アクセサリーを取り扱ったお店が多く見受けられますので、女性にとっては魅力に映ることでしょう。

 

日本人町があった? グエンティミンカイ通り

Nguyen Thi Minh Khai

親近感を覚える町並み

グエンティミンカイ通りはチャンフー通りから日本橋を渡った先に続く道です。ホイアンが日本や中国と盛んに交易を続けていた17世紀。この界隈には日本人の住む日本人町と中国人の住む中国人町があったと言われています。日本人町はここグエンティミンカイ通り、中国人町はチャンフー通りにあったと言われていますが、ホイアン歴史文化博物館に展示されている写真紹介分には日本人町はチャンフー通りとして紹介されています。このように、二つの町は当時あったとされていながら、どちらにどっちの町が栄えていたのかは謎のままです。当時を想像して歩くのも面白いですね。

 
Phung Hung House

馮興家にて

日本橋を抜けてグエンティミンカイ通りに入ったすぐ右手にあるのが馮興家。文化遺産に指定されている建て物で、日本の建築様式も見られるのが特徴です。このように当時の日本人の面影が随所に見られるので、私たちは不思議とホイアンの町に惹かれるのでしょうね。

 
open air stall

露店はベトナムお馴染みの光景

ベトナムと言えば露店や屋台をイメージします。ここホイアンでも至るところに露店が出没します。道端に腰を下ろして雑貨漁りを楽しむのもホイアン散策を魅力の一つ。1個100円程度の雑貨がほとんどなので、友人や家族、自分用にいくつか買ってみてはどうでしょうか。もちろん値段交渉も必須です。ただし、売り子のおばちゃんは皆さん外国人観光客に慣れているのでぼったくりはほとんどありませんのでご安心ください。

>>トゥボン川に沿って続くバクダン通り
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