普通電球そっくりのLED電球
写真1.2011年のE17口金の電球比較。右がLED電球
写真1は2011年に比較したランプで、左から普通電球、真中が電球形蛍光ランプ、右が電球形LEDランプです。電球形LEDランプは発光部が小さく、普通電球や電球形蛍光ランプに比べると光の広がりが狭いのが特徴でした。
写真2.E26普通電球(左)とLED電球(右)
点灯した状態でも比べてみましょう(写真3)。左側がLED電球、右側が普通電球(白熱電球)です。左側の方が頂部の発光感が若干強く、ソケット側の明るさが若干暗いのが分かりますが、それほど違和感もなく、LED電球もここまで白熱電球らしくなったのかという感慨がありました。
ランプから出る光の量は、光束(ルーメン:lm)の表記を確認しますが、普通電球60Wは810ルーメンに対して、写真のLED電球は電球色タイプで330ルーメンとなります。この他にも形状や配光が白熱電球と似たLED電球が販売されていますが、種類や色温度によっても明るさが異なりますので、ご注意ください。
ご紹介したLED電球の概要は下記の通りです。
口金:E26
消費電力:5.6W
全光束:330ルーメン(電球色)
光色:電球色・白色
寿命:4万時間
大きさ:全長118mm 直径80mm
※密閉器具、断熱施工用器具(器具に「SG形」「SB形」「SGI形」と記載がある)では使用不可
※調光不可
写真3.LED電球(左)と白熱電球(右)
次のページでは、E17口金タイプのLED電球をご紹介します。