インターネットを利用する多くの人が、毎日たくさんのメルマガを受信しています。しかし、そのなかでしっかりと目を通しているのは、たったの一握りにすぎません。

販促を目的としてメルマガを発行する側からしたら、肝心のメルマガを読んでもらえないことには、自社サイトなどへの誘導もままならず、時間やコストの無駄となってしまいます。今回は多くの読者に読んでもらうメルマガを作成するためのポイントについてご紹介します。
 

読者はメルマガをどう処理しているか

毎日大量に届くメルマガ。読者はどのように処理しているでしょうか?

毎日大量に届くメルマガ。読者はどのように処理しているでしょうか?

まずは読者の立場から考えてみましょう。毎日、大量に届くメルマガをどのように処理しているでしょうか?

1.送信者名だけを確認して、そのまま削除する
多くのスパムメールがこれに該当します。心当たりのない発行者から届いたメルマガを読む人は、ほとんどいないはずです。

また発行者自体に見覚えがあっても「この発行者の書くメルマガは、読むに値しない」と判断されたものについては、件名に目を通すことすらなく、そのまま削除されてしまいます。

2.送信者名と件名だけを確認して、そのまま削除する
見覚えのある発行者であったとしても、件名に興味が湧かない場合は読まれることさえありません。

3.送信者名と件名を確認したうえで、気が向いたらメルマガを開いて本文に目を通す
発行者に見覚えがあり、件名にも興味が湧いた場合、ようやくメルマガの本文に目を通してもらうことができます。

ただ、本文の情報に今ひとつ興味が持てなかった場合はすぐに削除されてしまいます。しかもこれを繰り返すと「この発行者のメルマガはつまらない」「時間の無駄」と判断されることになり、上記の1番と同様のランクにまで下がってしまいます。

4.送信者名と件名を確認したうえで、必ずメルマガを開いて本文に目を通す
読者がメルマガのファンになった場合は、多くのメルマガのなかから「●●通信」といった件名を見つけ、積極的に本文を読んでもらえるようになります。

5.送信者名だけを確認して、必ずメルマガを開いて本文に目を通す
発行者への信頼が高くなると、多くのメルマガのなかからお気に入りの発行者名を見つけて、積極的に本文を読んでもらえるようになります。

これは「この発行者の出す情報なら、どんな内容であろうと役に立つ」と判断されているためで、ここまでの信頼関係ができれば、販促効果も大きなものとなります。

まずはメルマガを開いてもらわないことには話にならないので、とりあえずは上記の3番をめざし、4番、5番へのステップアップを狙っていきましょう。
 

「開封率」と「精読率」を意識しよう

メルマガがどれぐらい読者に読まれているかを見ていくうえで、重要な数字が2つあります。それが「開封率」と「精読率」です。

開封率とは、発行したメルマガのうち何パーセントが開いてもらえたかという数字です。これが低いメルマガは、開かれることすらなく、そのまま削除されることになります。

次に精読率とは、開かれたメルマガの本文をどの程度まじめに読んでもらえたかという数字です。これが低いメルマガは、コンテンツの魅力が乏しいということができ、いずれ開封率も下がってしまうことになります。

開封率については、次のような測定方法があります。

  1. 開封確認メッセージを要求し、返ってきたメッセージ数をカウントする
  2. 画像などを配置したhtml形式のメールを送り、そこで使用している画像のアクセス数をカウントする


1番の測定方法については「確認メッセージ」という機能を使用します。これは一般のメールソフトでも備わっている機能で、この機能を有効にしてメールを送信すると、読者がメールを開いた際に「開封したことを発行者に通知してよいか?」といった確認画面が表示されます。この確認画面に対して読者が「はい」をクリックすると、メルマガの発行者に開封された旨の通知メールが届きます。

この一手間は、読者に対して煩わしさを感じさせるもので、開封する意欲そのものを下げてしまうため、定期的に発行するメルマガでこの測定方法を実施することはオススメできません。

2番の測定方法は、html形式のメルマガ内に配置した画像が、サーバから何回読み込まれたかを計測することで、開封率を測ろうというものです。テキストメール形式のメルマガを発行する場合、この測定方法は使えませんが、開封率そのものを下げてしまうよりはマシなので、なるべく2番の方法で測定するようにしましょう。

精読率については、残念ながら決定的な測定方法がありません。定期的にプレゼント抽選付きの読者アンケートを行い、「メルマガの中で役に立った記事」や「これから掲載してほしい情報」など読者のニーズを探り、メルマガのコンテンツ充実をはかりましょう。