玉川温泉とは
玉川温泉は他の温泉地や観光地と異なり、療養や静養を目的とした湯治宿です。日本一の強酸性の湯と湯量を誇りますが、それ以上に有名なのが岩盤浴。北投石というラジウム等を含み放射性を持つ鉱物が産出する事から、地熱に加えて放射線ホルミシス効果が期待され、数多くの体験談等により、その効能が広く紹介されている事から、訪れる人が絶えません。このように温泉以上に有名な岩盤浴場ですが、2012年2月1日の雪崩事故以来閉鎖されており、代わりに各宿に屋内岩盤浴場が設けられています。本来の岩盤浴場は2013年GWの再開を目指して整備が進められています。
玉川温泉の源泉・泉質
玉川温泉の源泉「大噴(おおぶけ)」は強酸性の湯が毎分9000リットル噴出しており、湧出量日本一の源泉です。しかも、塩酸が主成分である事からpH1.05~1.2の強酸性泉であり、日本一の酸性度の温泉でもあります。このように、質と量の両面で最高の温泉である事は疑いようがありません。その上、世界でも台湾の北投温泉以外では玉川温泉だけと言われる北投石というラジウム等を含み放射性を持つ鉱物が産出し、岩盤浴では地熱に加えて放射線ホルミシス効果も期待されるのですから、療養や静養にこれ程向く温泉は無いとも言えます。
ただし、温泉療養を開始するには、温泉療法医や温泉療法専門医を受診し指導を受けた上で行う事が望まれます。
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