4月中旬、東京恵比寿でマークスの2014年新作手帳の展示会が開催された。会場となっていたのは、かなり広めのギャラリーのようなスペース。その会場の中には手帳がぎっしりと並べられていた。マークスは手帳の専門メーカーなのだから、たくさん手帳が展示されていることにそう驚くこともないのだが、こうしてズラリと並べられると、改めてそのラインナップの多さに驚かされる。

マークス2014年手帳発表会

4月に東京恵比寿で開催されたマークス 2014年新作手帳発表会


その中で、入り口近くに大きなスペースをとって展示されていたのが「EDiT」だ。1日1ページのデイリーダイアリー。昨年は日本文具大賞(B6&B7サイズ)、そしてグッドデザイン賞(B7サイズ)も受賞し勢いに乗っている。今回はその勢いがさらについていた。


オリジナルの紙を開発

2014年の「EDiT」の最大のリニューアルは、中の紙が新しくなっていたこと。しかも、マークスが王子製紙との共同開発でオリジナルに作ったものだ。その紙には、ちゃんと名前もあって「NEO AGENDA II for EDiT」という。ちなみに、「II」は「トゥー」ではなくフランス語読みの「ドゥー」となる。紙の厚さは従来の「EDiT」で使われていたものよりも、わずかに厚くなっている。とは言え、「EDiT」 B 6サイズの厚みで比べてみても1mmほど厚くなっている程度だという。ということは紙の重さも当然重いのだろうと思ったが、実は紙の重さは逆に軽くなっていた。およそ5%も軽量化されているのだという。

これまでの「EDiT」の紙と比べてみた。真っ先に感じるのは、紙の白色度が上がっていることだった。つまり、白さが強くなっている。指先を紙面に滑らせた時の感触も従来のものよりも滑らかさがある。目を閉じたまま比べても、その違いはハッキリと区別できるほどだった。ペンで書いた時もその滑らかさはしっかりと味わえた。

マークスundefinedEDIT2014undefined新作手帳

滑らかさ&速乾性に優れていた。特に細字系のペンとの相性がいいように感じられた


私が感心したのはインクの乾きの速さだ。水性ゲルインクで書いても、1秒経つか経たないかくらいですでに乾いていた。紙重量は軽くなっているのに、機能性は上がっているのには驚いた。

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裏面はこのような感じ。インクによって透け具合は異なっていた




新しいタイプも続々登場

従来の「EDiT」のトレードマークである1日1ページタイプに加え、新たにマンスリータイプも仲間入りしていた。

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今回新たに加わった「B6 スリムマンスリー」
「クルール」(写真左側) 各2,100円、「スープル」(写真右側) 各1,680円


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スリムなので手の中のおさまりもいい


マークスundefinedEDIT2014undefined新作手帳

小口は金箔で仕上げられている。「スープル」タイプにはシルバー仕上げもある


マンスリーページのレイアウトは、ページを縦開きするタイプになっている。私は以前、同様レイアウトのクオバディスの「ビソプラン」を使っていたからよくわかるが、実はこの縦開きの方が1日の記入スペースが大きくなるというメリットがある。

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縦に開いて使うマンスリー。紙面をタップリと使ったレイアウトになっていた
 


マンスリーページの後は、ノートページがタップリと続いている。このノート紙面がよくできていて、5mm間隔のドット罫になっている。つまり、ノートを縦位置、横位置のいずれの向きにしても使えるという訳だ。1日1ページは自分にはちょっと荷が重すぎるという人には、このタイプはいいかもしれない。

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5mm間隔のドット方眼なので、横にも縦にも使える