50cc以上のバイクに乗る場合、必ず加入しなくてはならないのが自賠責保険です。いわゆる強制保険と呼ばれるタイプの保険ですが、いったい何のために入って、どんな時に使えるのでしょうか?

自賠責保険は自分のバイクでケガを負わせてしまった人のため!

バイクは排気量、タイプや年式を問わずに自賠責保険に必ず加入します。強制保険と呼ばれるタイプの保険です

バイクは排気量、タイプや年式を問わずに自賠責保険に必ず加入します。強制保険と呼ばれるタイプの保険です

自賠責保険は、交通事故でケガをさせてしまった相手方に賠償金を支払うための保険です。

万一大けがをさせてしまって数百万円~数千万円の賠償金が必要になったら大変です。そのために加入が義務付けられているのです。支払われる保険金は被害者の状況によって変わってきます。

●傷害(ケガ) : 最高120万円まで
●後遺障害 : 第14級75万円まで ~ 第1級3000万円まで(常時介護時は4000万円まで)
●死亡 :
最高3000万円まで

例えバイクといえども、事故で人を巻き込めば大けがは避けられません。このように自賠責保険できちんとした備えが必要になってくるのです。

保険料はバイクの排気量次第で変わります

自賠責保険は12ヵ月から最長60ヵ月まで契約することができます。

基本となる12ヵ月の保険料は以下の通りです。
<2013年4月1日以降>
●125cc以下(原動機付き自転車) : 7280円
●125cc超え250cc以下 : 9510円
●250cc超え : 9180円

(上記の保険料は沖縄県、離島など一部地域を除きます)

自賠責の保険料は1年単位で加入する以外に24ヵ月、36ヵ月などの期間を選ぶこともできます。数年分まとめて加入した方がお得に加入することができます。

バイクで自分がケガしたらどうなる?

自賠責保険はあくまで相手にケガを負わせた場合に賠償金を相手に支払う保険です。しかし事故はこれだけではありません。例えば人の車や家屋を壊す、自分が大けが、同乗者が大けがなど様々なケースが挙げられます。

・他人のバイクや車にぶつかった場合の修理費
・他人の家屋や電柱、自動販売機を壊した場合の修理費
・自分が大けが、入院費や治療費
・同乗者が大けが、死亡した場合の損害賠償
  ……etc

しかもこれらは自賠責保険では一切補償されることができません。「自賠責保険は他人のケガ以外は補償できない」のです。

上記のリスクに備えるためには、任意のバイク保険にも加入しておく必要があります。当然保険料は必要になりますが、莫大な損害賠償を背負うことを考えれば微々たるものです。しっかり保険で備えておきましょう。


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