これを見ればエアラインの安全度がわかる!?
映画「レインマン」で、ダスティン・ホフマン演じる飛行機嫌いの主人公の台詞にこんなものがありました。「飛行機に乗るのなら死亡事故を起こしていないカンタス航空がいい」
そう、カンタス航空は安全度の高さには定評がある航空会社。でも、この映画は1988年の作品です。果たしていまもカンタス航空は安全なのでしょうか。安全といえるエアラインは本当はどこなのでしょうか。
こうした疑問に応えてくれるぴったりの調査結果があります。航空会社の安全性を検証する調査機関、JACDEC(Jet Airliner Crash Data Evaluation Centre)のデータです。60のエアラインを対象に実施したこの調査、IATA(国際航空運送協会= International Air Transport Association)の安全評価基準や、過去30年間に起きた航空事故、死亡者数あたりの有償旅客キロなどをもとに独自に数値化したもので、今回紹介するのは最新の2017年版。
安全性の高いエアラインがわかるJACDECのランキング
このランキングは、「ここなら安全管理もしっかりしている」「実際、事故も少ないよ」というエアラインの目安です。どんなエアラインが上位に並ぶのか、下位に連なるのはどこなのか。次項で早速見てみましょう。
(飛行機恐怖症の主人公レイモンド。数字に強いのでエアラインの事故率もしっかり把握していました)
>>安全性が高いエアライン20