さらにチェックしたい「推定(インディカティブ)NAV」
国内資産を対象とするETFの乖離率は小さい傾向がありますが、推定NAVを確認することで少しでも割安、割高なチャンスを狙うこともできます
ただし、残念ながら海外資産に投資するETFでは推定NAVを確認することができません。中国株、韓国株のブル・ベアETF、一部の金ETFにおいては確認できるものもあります(インディカティブNAVの配信対象ETF・ETN一覧はこちら)。
■東京証券取引所「ETF・ETN現在値 (インディカティブNAV・PCF情報の配信対象銘柄)」
■大阪証券取引所「ETF Monitor」
(※海外ETFで一口当たりの推定純資産額を確認する場合は、米国ヤフー・ファイナンスのサイト上の「Get Quotes」というブランクに「銘柄コート.iv」(たとえば「VT.iv」など)と入力して検索すると確認できます(ただし米国ETFのみ)。)
低コストが最大の魅力であるETF。せっかくのメリットを割高に買ったり割安に売ったりして帳消しにしないためにも、これら価格の乖離を十分に確認したうえで取引するようにしましょう。
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