見どころを余すところなく楽しめるクルージングトレイン。ロッキーマウンテニア号
カナディアンロッキーを行く、ロッキーマウンテニア号。車窓に展開する景色はハイライトの連続 (C) Rocky Mountaineer
いくつかの運行ルートがありますが、人気の高いルートに絞って、ご紹介します。
バンクーバー~ウィスラー
海沿いを走り、その後、山岳リゾートであるウィスラーへ。なので、付けられているのが「シー・トゥー・スカイ・クライム(海から山へ登る)」という名前 (C) Rocky Mountaineer
バンクーバー~バンフ/レイクルイーズ/カルガリー、またはジャスパー
ゴールドリーフ車両では、デッキ部分がオープンエアスペースとなり、撮影に最適 (C) Rocky Mountaineer
この列車は車窓がウリなので、夜行列車ではなく、明るいうちしか走らないのがミソ。乗客全員が中間地点のカムループスという町で一旦下車し、ホテルに宿泊。翌日同じ列車に乗り込んで旅を続けるというスケジュールで運行されます。列車の料金にはホテル代金も含まれているため、列車を使う1泊2日のパッケージツアーと考えたほうが良いかも……。
スーツケースなどの大きな荷物は車内預けとなり、車内への持ち込みはできないので、カメラや替えのバッテリーなど、車内で必要なものはすべて手荷物にまとめてください。
楽しい1日の始まりは、車内での乾杯からスタート! (C) Rocky Mountaineer
その他、各クラスごとの特徴は以下の通りです。
■ゴールドリーフ
専属シェフによる食事は、列車内のものとは思えないレベル (C) Rocky Mountaineer
■シルバーリーフ
シルバーリーフ車両でも、視界の広さはかなりのもの (C) Rocky Mountaineer
レッドリーフはエコノミークラスに相当するが、座席感覚は広く、レッグスペースの余裕はかなりのもの (C) Rocky Mountaineer
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■Rocky Mountaineer
運行日:4月下旬から10月上旬にかけ、週2~4往復の運行。不定期で、コースにって異なるので、公式サイトで要確認
所要時間:バンクーバー~ウィスラーは3時間。その他のコースは1泊2日
座席タイプ:2階建て展望車と専用ダイニング(ゴールドリーフ)、1階建て展望車(シルバーリーフ)、エコノミークラス(レッドリーフ)
料金:バンクーバー~ウィスラー199カナダドル~、バンクーバー~カナディアンロッキー方面1259カナダドル~ 要予約