トルコ随一の人気リゾート! ボドルム
青い海、白い家、咲き誇るブーゲンビリア……まさにエーゲの夏を代表するリゾート地、ボドルム
エーゲ海に突き出た半島に位置する町、ボドルム(現地での発音は「ボドゥルム」に近い)。さかのぼること紀元前11世紀(!)から続く古代都市ですが、今では青い海と白い家々が広がり、ギリシャ的な雰囲気を醸し出しているトルコ随一のリゾート地です。まだ日本人にはそれほど知名度がないかもしれないけれど、夏になると欧米各国から観光客が集まります。最近ではセレブなお籠り系ホテルなども進出し始め選択肢も色々、注目度が高いエリアとなっています。
ボドルムへのアクセス
ミラス-ボドゥルム空港は、欧州からも直接乗り入れがある国際空港
イスタンブールから飛行機で1時間15分。
トルコ航空の場合、夏にはアタトゥルク空港とサビハギョクチェン空港(イスタンブール・アジア側に位置する第2の空港)合わせて一日13本前後往復しています(ただし冬期は一日数本程度)。うまくキャンペーンを利用すれば片道4,000円ぐらいのチケットも見つけられますが、ギリギリになると2万円を超える場合もあるので、航空券購入は早いうちにうまく利用したいところ。トルコ航空以外にも
アトラスジェットや
ペガスス、
オヌルエアーといった国内民間航空会社からもボドルム便が就航します。ただしペガスス航空については、イスタンブール発着はサビハギョクチェン空港発着のみなのでご注意を。
一方、トルコ庶民の足、長距離バスも選択肢が多様。シーズン中は長距離バス会社の多くがイスタンブール-ボドルム間の便を出しており、およそ12~14時間ほどで到着。夜の便で行けば朝早くからボドルムを堪能できるのでお得かも。価格は3,000~4,000円前後となっています。
空港からのアクセス
空港タクシーは中心地までなら一律95トルコリラなので、むしろ安心して利用できる
ミラス‐ボドルム空港はボドルム中心地より34キロほどの距離なので、およそ30分でアクセスできるという便利な立地。航空会社によってはボドルム市中心部までの無料送迎バスを出していますし、同様に空港送迎をやっているホテルもあるので、それらをうまく活用するのも手です。また、
ハヴァシュ社のシャトルバスも上記航空会社の国内線時刻に合わせてバスを出しています。各ポイントに寄って行くので、所要時間は45分、片道10トルコリラ。タクシーの場合は、2013年4月現在、ボドルム中心部まで一律95トルコリラとなっています。
長距離バスの場合は、町の中心部にあるオトガルにつきます。このオトガルはボドルム半島の各町に行くミニバスの乗降地でもあるため、こうした近郊にホテルを取った人もここで乗り換えがスムーズにできます。