子育て/ママの「女性としての生き方」

自尊心の落とし穴にご注意!(3ページ目)

ポジティブなイメージがある「自尊心」という概念。でも、この裏には落とし穴があります。気づかぬうちに、その落とし穴にはまらぬように気をつけたいもの。今回は、ママの「女性としての生き方」をテーマに、自尊心のあり方についてご紹介します。

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

自分を丸のまま受け入れてあげよう

自尊心は、その人を高めているものですから、悪いものでもなければ、否定するものでもありません。大事なのは、それらを大事にしつつも、素の自分も大事にするということ。

そこでお勧めするのが、「自己受容」です。つまり、自分の良いところも、悪いところも、全て受け入れてあげること。

  「私は自分のことが、丸ごと大好き」

自分のことを、このように思うことができますか?改めて、こんな風に自分のことを思うなんて気恥ずかしいと思う方もいるかもしれませんね。

では、あなたのお子さんに対してだったらどうでしょう?

「○○(お子さんのお名前)のことが、丸ごと大好き」

我が子になら、「そんなこと当たり前!」というお声が返ってきそうですね。普段からこのような無条件の愛でお子さんのことを思っているご両親が圧倒的ではないでしょうか?


自分を条件つきで愛さない

我が子を思うように自分も丸ごと愛してあげよう

我が子を思うように自分も丸ごと愛してあげよう

自己受容とは、我が子を全面的に受け入れるその気持ちを、そのまま、ご自分に当てはめること。自分への無条件の愛です。

自分の才能や外見などに自信を持つことはとても素晴らしいこと。でも、その魅力を支えているのは、他ならぬ「素の自分」です。いい所あり、悪い所ありの「素の自分」こそ、愛すべき存在なのです。

自分のことを条件で判断することなく、もっと大きな器で受け入れてあげられると、人生のつまづきや衰えに対して、上手に対処できるようになります。

女性の生き方の大切なポイントとして、ぜひ、「丸ごと大好き」を意識してみてください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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