結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

規約を読み込もう!結婚式場との契約ポイント(4ページ目)

最近増えていると言われるのがウェディング会場と新郎新婦との契約上のトラブル。お祝いごとですから、準備のプロセスでトラブルがないに越したことはありません。結婚式の申込みも立派な「契約」、ウェディング会場との契約に関するポイントを確認しましょう。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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契約が成立すればお金がかかる

お金

キャンセル料が発生する商品だからこそ慌てずきちんと検討して契約を

ウェディング会場の運営も利益を追うビジネスの1つ。契約が成立すれば、規約に則ってお金もかかるようになります。購入に至っていないアイテムには掛かりませんが、会場を押さえたことに対するキャンセル料は規定通り請求されます。また、契約時に支払う前金(申込み金、内金)は返金されないケースがほとんどです。

最近は、希望の日時を1週間押さえておける「仮予約」という制度を取らない会場が増えています。もうこの日は埋まってしまいますよ、とその場での契約を求める会場も増えてきました。残念ながら、それ以降トラブルが増えたことも否めません。

その場で確認や検討をきちんと行い、納得いく判断ができたのなら、もちろん即契約!でもいいでしょう。しかし、心に引っかかるものがあっても、会場側のすすめに乗って、申込み金を払ってしまうことは大きなリスクを伴う行動です。納得がいかないなら、例え希望の日時がなくなっても、一度持ち帰って検討すべきなのです。

会場見学に行って、ここで決めちゃおうか?という気持ちになったら、契約する前に以下の2点を考えてみてください。
  • その会場でなければいけない理由はどれだけありますか?
  • おふたりの結婚式のこだわりで、その会場でなければ叶わないものはいくつありますか?
冷静に考えて、その会場がベスト!という結論になったなら契約手続きへ。もしベターではあってもベストではない、という結論になったら、他の会場も含めて再検討しましょう。もしかしたら、すぐにベストな会場が見つかるかもしれませんよ。結婚式は一世一代のことなのですから、慌てず冷静に準備を進めましょう!
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