転職のノウハウ/転職活動を始める前に

転職に適齢期はあるのか(2ページ目)

転職活動をする人の多くが、自分の年齢を気にしています。若い人は若い人なりに、中高年には中高年の悩みがあります。転職適齢期の有無からはじめ、何をアピールするのが成功する転職なのかについて解説します。

小松 俊明

執筆者:小松 俊明

転職のノウハウ・外資転職ガイド


中途採用では、「即戦力」だけが生き残る

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会社に貢献できるかどうかが勝負の鍵

管理職の中途採用は、求人企業にとっても大きな意味を持っています。リーダーとして採用される以上、その会社の未来が託されることにもなります。このため、過去の実績については、慎重に確認されますし、本人に対しては環境が変わった矢先から早い段階で会社に貢献することが期待されます。

今の時代、前任の管理職が失敗したあと始末をすることが、後任者の最初の仕事である場合も少なくありません。最初から職場の雰囲気が悪い、さらに部下の勤務態度も悪いというケースもたくさんあります。求人企業自体も、前任者に失敗の原因をすべて負わせて、会社として失敗の原因を十分な分析をせず、反省もしていないというケースもたくさん見かけられます。

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ポテンシャルではなく実績を売ろう

以上から考えられることは、年齢が若い時の方が確かに求人数は多いですが、良い転職が実現する人は、それぞれの年代に求められる仕事において、常に経験と実績が豊富であることが条件です。つまり、中途採用に求められるのは「経験と実績」であり、即戦力になれることを証明することです。学歴や職歴で漠然と自らの優秀さをアピールしても、求人企業は評価してくれないということです。あくまでも即戦力なれる人かどうか、それをあらゆる方角から探っていると考えるといいでしょう。

この点をしっかりと押さえておけば、年齢に負けずに40代でも50代でも、それなりに自分が即戦力になれる場所を見つけることができるのではないでしょうか。
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