リリアンの編み方とは?
リリアンの編み方とは
リリアン編みでは、使用する編み器の内径によって、編み地の太さが変わってきます。テグスなどを使用してゆるめに編みたいときは、シングルで編むと良いでしょう。
リリアンの編み方……シングル編み
編み器の中央の穴に糸を通す
編み器の中央の穴に、上から下へ向かって糸を通します。糸端は、ピンの根元から30cm残し、編み器の下から出た糸を手で押さえて編み器を持ちましょう。
ピンに糸をひと巻きする
ピンの内側から外側に向かって、糸をひと巻きします。
糸を順番に1周巻く
同様に、すべてのピンに糸を巻きつけながら1周します。ビーズを編み込む場合でも、1周目はビーズを入れずに巻いてください。
続けて2周目の糸を巻く
続けて、2周目の糸を巻きます。ビーズを編み込む場合は、ピンとピンの間にビーズを入れるようにします。
ピンに巻かれた1周目の輪を外す
2周目を巻き終えたら、1周目の糸の輪をピンから外します。レース針を、ピンに巻かれている1周目の輪の中に入れ、輪を編み器の中央の穴に向かってピンから外します。編み器の下に下がっている糸端を引いて、目を軽く引き締めます。
これでリリアン編みの1段目が完成
同様に、1周目の糸の輪をすべてピンから外していきます。これでリリアン編みの1段目が編めたことになります。
リリアン編みが編みあがっていく
手順の4~6を繰り返します。つまり、3周目を巻いて2周目の輪を外す、4周目を巻いて3周目の輪を外す、といった具合です。これを続けていくと、リリアン編みが編みあがってきます。
糸を切り、隣のピンの輪に通していく
編み終わりの糸の始末の段階です。糸を約30cm残して切ります。そして切った糸端をとじ針に通し、隣のピンにかかっている輪をピンの隙間からすくって、糸を通していきます。
全ての糸を編み器から外す
糸端をすべての輪に通したら、糸を全部ピンから外し、そっと糸を引き締めましょう。
目を引き締めて完成
これでリリアン編み部分は完成です。写真は、間にビーズを入れた場合の仕上がりです。
【関連サイト】
・楽習フォーラム「リリアンジュエリー」
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