手編み・指網で編むアクリルロールたわしの作り方
手編み・指編みで、アクリルたわしが毛糸から簡単に作れちゃう!
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アクリル100%毛糸は、1玉100円程で100円ショップダイソーなどで購入可能です。 |
我が『エコ家事』ガイドサイトで、不動の人気を誇る『アクリルたわし』の記事。
カギ針で円形に編むシンプルなタイプと、
石鹸を中に入れられるアレンジタイプをこれまでご紹介しました。
アクリルたわしとは無関係に、「ゆびあみ」という編み物の仕方があるのを知り、カルチャースクールのゆびあみ講座で習いました。ゆびあみは指で編むため、どうしても編み目がゆるくなりがちで、アクリルたわしには不向きと思っていましたが、今回、新しくアクリルタワシ用にアレンジを考えてみました!
今回は、まったく新しく、ガイドオリジナルの『アクリルロールたわし』を説明画像付きでご紹介します!お鍋洗いに、お風呂洗いに、と、厚みがあるから握ってゴシゴシ使えて、便利なサイズだし、置いておいても可愛らしいコロンとした形がウリです!
まるでスイーツのシナモンロールのようなイデタチから、『アクリルロールたわし』と命名!指で編むから、必要なのは、アクリル100%の毛糸と、ハサミだけ。超簡単で初心者の方でも15分もあれば出来ちゃいます。編み方をご紹介しま~す!
1.まず、左手の手のひら側に糸端を置き、半時計周りに親指を2,3周巻きます。
2.長い方の糸(以下“編み糸”)を人差し指の後ろ、中指の前、とジグザグに通します。
3.次に小指の後ろを通し、2とは逆に薬指の前、中指の後ろ、と再びジグザグに通します。
上から見るとこんな感じ。それぞれの指に前にも後ろにも糸が通っていますか?
4.人差し指側に来ている編み糸を小指の方まで編まずに渡します。
5.編まずに回した糸を、さらに手のひら側で人差し指まで渡します。
6.指に巻かれている糸を、編まずに渡した糸の下をくぐらせ…
その指にかけます(これは画像がわかりやすいように薬指になっていますが、小指からやってくださいね)。
7.これが人差し指まで4本分編めた状態です。
8.後ろはこんな感じ。4,5の「編まずに渡す」のをやり、また小指から人差し指に向かって編むという工程(6,7)を繰り返します。
指をかけて1目編むごとに、(A)の糸を、矢印方向にキュッと引っ張っておくと、編み目が余分に緩まず、きれいに編めます。
9.これが20段編んだところです。50段まで編みます。
10.50段まで編めたら、糸端の処理をします。糸を20センチほど余らせてハサミで切り、糸端を小指にかかっている糸に、上から下へ通します。
11.10を人差し指まで繰り返すと、こんな感じになります。
12.4本の指から糸を外し、糸端を引っ張り、口を閉じます。アクリルたわしとして使うので、ほどけないように、玉結び等で結んでおいてください。
13.反対も同じように閉じ、糸がほどけないよう結んでおき、一方の糸端を、二つに分けます。
14.分けた糸端を両端から出すようにして、編んだ部分をロール状にグルグルと巻いていきます。
15.端まで巻けたら、二つに分けていない方の糸端は、本体部分に結びつける等して糸端を中に入れて処理します。
16. 二つに分けた方の糸端を、編み終わりの部分の上で2重結びで結びつけます。
17.フック等にかける部分が欲しいかたは、かける部分を残して、再び2重結びをし、無駄な糸端は切ります。フックにかける穴が要らないかたは、2重結びをした糸端を、本体部分の糸の中に隠して終わりです。
こうして、ロールの一番内側の部分から外側に向かって糸を通して結ぶことで、ロールがズレてバラバラになることを防ぎます。フックにかける穴は、2つに分けた糸なので、強度があまりないかもしれませんが、フック穴に強度が欲しい人は、ロール状に巻くときに別糸でもう1本糸を通し、2つに分けた糸と一緒に本体部分に結び付けてください。
いかがでしたか?説明と図は長くなってしまいましたが、作ってみたらすごく簡単です。洗剤を使わなくても汚れが落ちるので環境にやさしく、汚れ落ちも抜群!作るのも簡単なアクリルたわし、自分で使うもヨシ、お友達にあげてもヨシ、お子さんと一緒に作っても楽しいですよ!皆さんで手作りしてみてくださいね!
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