中野駅南口丸井本店跡地の再開発が着々と進行中
複数の再開発事業が進行中のJR中野駅周辺 |
2007年に営業を終了したJR中野駅南口の丸井中野本店跡地でも再開発が行われています。敷地の北側には当初、丸井の本社関連施設の建設が予定されていましたが、地元の丸井復活を望む声を受け、「丸井中野店(仮称)」として2010年冬にオープンすることが決定しました。新しい建物は地下1階、地上13階建て程度になる計画で、地下1階から地上5階は店舗、上層階はオフィスになる予定です。また、敷地の南側には分譲マンション(「(仮称)中野3丁目計画」)の建設が2009年11月から始まります。
「(仮称)中野3丁目計画」は、地下2階、地上31階建ての分譲マンションで、事業主は野村不動産と三井不動産レジデンシャルの2社。2012年5月末の完成予定です。
同区内には、国家公務員宿舎の廃止や小中学校の再編によって生まれた大規模な跡地が多数存在します。中野区はそれらの跡地を有効に活用し、にぎわいのある街づくりを進めるとともに、オープンスペースを確保するなどし、災害に強い街を目指します。
中野区役所HP
マルイグループニュースリリース(PDF)
中野ブロードウェイ西側に駐輪場が完成
アイドルや漫画、アニメ関連のグッズを取り扱う店舗が多数入店していることで知られる商業施設兼住宅ビル「中野ブロードウェイ」。これらマニア向けの店舗のほか、病院、食料品や日用品を取り扱う店舗、スーパーなども入居しています。この「中野ブロードウェイ」西側の歩行者専用道路に、202台収容できる清算機システムを使用した平置きタイプの駐輪場が2009年7月完成しました。料金は、初めの2時間が無料でその後4時間ごとに100円加算されます。
これまで、この場所には放置自転車が300台ほどあり、通行の妨げになるばかりか防災の観点からも問題視されていました。また、全国的に放置自転車がひったくりなどの犯罪に利用されるケースも増えており、放置自転車の減少に向けて駐輪場の整備を急ぐ自治体が増えています。
中野ブロードウェイ公式HP
銀河鉄道999のキャラクター入り証明書を発行する練馬区
練馬区では2009年8月3日(月)から2010年8月2日(月)までの1年間、同区の名誉区民である漫画家、松本零士さん原作「銀河鉄道999」のキャラクターが入った証明書を発行します。鉄郎やメーテル、車掌さんの主要キャラクターの絵柄の入る証明書は、住民票の写しや戸籍関係の証明書など4分野。偽造防止用の透かしも「銀河鉄道999」ということです。
また、2009年5月から西武鉄道に「銀河鉄道999」のラッピング電車が登場し、話題になっています。作者の松本零士さんは練馬区の名誉区民であり、西武池袋線沿線に在住していることから、練馬区と西武鉄道が協力して実現しました。ラッピング電車は池袋線、秩父線、豊島線、狭山線を約4年間ランダムで運行する予定です。
「クレヨンしんちゃん」で知名度がアップした埼玉県春日部市や「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるさんの故郷である鳥取県境港市など、アニメによる地域活性化に取り組む自治体が増えています。
練馬区役所HP
西武鉄道HP