デザインと性能を両立した空気清浄機
エクレア・cado【AP-C300】
この空気清浄機を手がけているのは、エクレアという国産メーカー。元ソニー開発者と東芝やamadanaのデザインマネージメント経験者のふたりが、2011年7月に設立した会社で、2012年12月に始めて家庭用空気清浄機「cado(カドー)」を発売し、そのデザイン性と高い性能により注目を集めています。では、その製品の魅力と実力についてご紹介していきましょう。
洗練されたデザインの高級感ある金属ボディ
金属ボディーが高級感をかもし出す!
なんと言っても目を引くのはそのデザイン。高級感のある金属ボディーや、アルミヘアーラインのコントロールパネルは、空気清浄機のイメージを大きく覆します。素材だけではなく、シャープなフォルムやスイッチまわりのデザインなど、全てが生活家電らしからぬ仕上げで、まるでオーディオやデジタル機器のような印象です。
左上:上方のスリットは吹き出し口・下方の青い丸が吸い込み口/右上:スリットの一部になっているスイッチ類/左下:上部のフタを開閉するボタン/右下:本体を持ち上げるための欠き込み部分
この空気清浄機は、両側面から吸い込み、上部から吹き出すタイプ。上方部分の周囲にぐるりと施されたスリット部分が吹き出し口、下方左右にあるハチの巣のようなブルーの部分が吸い込み口となっています。さらに、電源やモードを変更するスイッチ類、上部のフタを開閉するためのボタン・持ち運ぶための欠き込みまで、スリットの一部として同化してあり、ほとんど目立ちません。
色で空気の状態が分かるインジケーターもキレイ
スイッチを入れると、両サイドの丸い吸込み口や、スイッチ下のスリットが光るため、とても幻想的で未来チックな印象が漂います。ちなみに、スリット下の光は空気の汚れ具合を示し「きれいなら青・少し汚れていると黄・汚れていると赤」と空気の状態で色が変わります。このようなスイッチやサインまでとことんデザインされている製品は、日本の家電では例を見ない高いクオリティではないでしょうか。このデザイン性だけでも「欲しい!」と感じる人がいてもおかしくない完成度です。
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