高級感や装備類の充実ぶりを考えるとさらにおいしい
熟成という言葉がぴったりとくる現行型ミニ。例えばサスペンションは旧型と機構自体は同じものの、細部にわたり徹底的に見直された結果、乗り心地が格段に良くなりました。旧型より大きくなったセンターメーター。ステアリングにはオプションでクルーズコントロールやオーディオ操作できるマルチファンクションスイッチが備わるほか、AT車はパドルシフトも備わります。またセンターコンソールは細くなり足元に余裕が生まれました
一方で意のままに車が向きを変えるキビキビ感はそのままに。さらにスポーツボタン(オプション)を押すと、鋭いステアリング感覚となり、ATのシフトチェンジタイミングも切り替わって、よりダイレクト感のある走りを楽しめます。
外観に劣らず個性的なインテリアも、改良が行われています。旧型よりも大型化されたセンターにあるスピードメーターには、さらにオーディオコントロールのスイッチが組み込まれました。
パワーウインドウのスイッチは旧型同様メタル製のトグルですが、より使いやすいようにと大型化されています。さらにバックミラー付近の天井部にも照明用にトグルスイッチが設けられました。
写真はパイピングが施された本革シート。このほかにレザーシートはパイピングの黒、ベージュの本革、黒の4種類が用意されています。また写真はホールド性の高いスポーツシート。本革のほかにクロス&本革仕様もあり、こちらも4種類あります。
このように一層使いやすくなった現行型がお手頃になってきたわけですが、実際に中古車を選ぶとなると大いに悩むことになりそうなのが、仕様やカラーバリエーションではないでしょうか。何しろ内装だけで370通り、外装だけで300種類以上の組み合わせがあります。
例えばクーパーのボディカラー一つとっても10種類、組み合わせるダッシュボードは6種類、ドアトリムなど内装の仕様が6種類もあります。さらにルーフの色は3種類、アルミホイールは全部で8種類もあります。
加えて4種類のレザーシートやCDチェンジャー、HIFiスピーカーシステムなどオプション類が豊富に用意されています。こうした組み合わせの中からお気に入りの一台を選ぶとなると、大変ではありますが、とても楽しい作業になるのではないでしょうか。
選ぶ楽しさがあるというのも、ミニならでは。それが新車時の半額以下で楽しめるのですから、やっぱりおいしい中古車です。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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