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家族にもオススメな、ドコモの低価格タブレットdtab(2ページ目)

 「dtab」は、NTTドコモの「dマーケット」が利用しやすくなるタブレットです。条件付きのキャンペーン価格ながら、9975円という低価格で手に入ることから注目を集めていますが、一体どのようなことができるのでしょうか。dtabの実力を検証してみましょう。

佐野 正弘

執筆者:佐野 正弘

携帯電話・スマートフォンガイド

dマーケットの利用がしやすい仕組みを整備

dtabが最も特徴的なのは、やはりdマーケットを利用するための機能が充実している点でしょう。事実dtabのホーム画面には、スマートフォンのdマーケットのトップページ同様、dマーケット内のコンテンツのオススメ情報が表示され、各コンテンツに手軽にアクセスできるようになっています。

またホーム画面の右端には、「dショッピング」「dビデオ」など各コンテンツにアクセスしやすくするためのランチャーが用意されています。いかにdtabが、dマーケットを利用するためのインターフェース設計となっているかが理解できるでしょう。
dtab

dtabのホーム画面。dマーケットの各サービスの情報が表示されるほか、右端には専用のランチャーも用意

dtabはWi-Fi回線を活用するため、Xiの通信量制限を意識することなくコンテンツが楽しめるのもメリットといえます。特にdビデオやdアニメストアであれば、広い画面で高画質の映像が楽しめることから、自宅にいる時は大いに活用したい所です。
dtab

Wi-Fi接続となることから、dビデオでは最高画質の映像を大画面で楽しめる

dtab

dゲームやdブックなどは、縦画面の方が楽しみやすい

なおdマーケットの各サービスをドコモの回線以外で利用するには、「docomo ID」が必要となります。そのためWi-Fiで通信するdtabは、dマーケットのサービスを利用する際、サービス毎にdocomo IDによるログイン手続きが必ず求められることとなります。

dマーケットで複数のコンテンツを利用している場合、その都度ログインが必要となってくるため、AndroidのGoogleアカウントのように、1度のアカウント登録で複数のコンテンツが楽しめるようと、なお良いと思います。
dtab

複数のサービスを利用する場合、その都度docomo IDでのログインが求められるので注意

ちなみにdtabは、dマーケットを利用するためのデバイスとしてだけでなく、Androidタブレットとしての側面も持ち合わせています。Googleアカウントを登録すればGmailやGoogleカレンダーなどが利用できますし、Google Playも利用できることからさまざまなアプリをダウンロードしてカスタマイズすることも可能です。
dtab

Androidタブレットとしての利用も可能。Google Playも利用可能で、さまざまなアプリも楽しめる


次は、dtabはどのようなユーザに適しているかを説明します。

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