dマーケットの利用がしやすい仕組みを整備
dtabが最も特徴的なのは、やはりdマーケットを利用するための機能が充実している点でしょう。事実dtabのホーム画面には、スマートフォンのdマーケットのトップページ同様、dマーケット内のコンテンツのオススメ情報が表示され、各コンテンツに手軽にアクセスできるようになっています。またホーム画面の右端には、「dショッピング」「dビデオ」など各コンテンツにアクセスしやすくするためのランチャーが用意されています。いかにdtabが、dマーケットを利用するためのインターフェース設計となっているかが理解できるでしょう。
dtabはWi-Fi回線を活用するため、Xiの通信量制限を意識することなくコンテンツが楽しめるのもメリットといえます。特にdビデオやdアニメストアであれば、広い画面で高画質の映像が楽しめることから、自宅にいる時は大いに活用したい所です。
なおdマーケットの各サービスをドコモの回線以外で利用するには、「docomo ID」が必要となります。そのためWi-Fiで通信するdtabは、dマーケットのサービスを利用する際、サービス毎にdocomo IDによるログイン手続きが必ず求められることとなります。
dマーケットで複数のコンテンツを利用している場合、その都度ログインが必要となってくるため、AndroidのGoogleアカウントのように、1度のアカウント登録で複数のコンテンツが楽しめるようと、なお良いと思います。
ちなみにdtabは、dマーケットを利用するためのデバイスとしてだけでなく、Androidタブレットとしての側面も持ち合わせています。Googleアカウントを登録すればGmailやGoogleカレンダーなどが利用できますし、Google Playも利用できることからさまざまなアプリをダウンロードしてカスタマイズすることも可能です。
次は、dtabはどのようなユーザに適しているかを説明します。