今にもピーターがでてきそうな雰囲気の景観
愛らしい姿のピーター・ラビット。誰でも1度は悪戯好きで好奇心旺盛なピーターの物語を読んだことがあると思います。作者のビアトリクス・ポターがピーター・ラビットシリーズの着想を得た湖水地方の美しい景観をこよなく愛し、晩年は絵本から得た収入で16平方kmの土地を購入、死後はナショナル・トラストが管理・運営しているのは有名な話。
エスウェイト湖畔のニア・ソーリー村にあるポターの自宅(ヒル・トップ)は一般公開されており、彼女が住んでいた頃のままの状態を保っている家は、何処も彼処も絵本の挿絵で見たままで、今にもピーターやその仲間たちがその辺からぴょこんと顔を出しそうな雰囲気です。自宅は小ぢんまりとしていてそれほど大きくはなく、しかも傷みが激しいので入場制限があります。チケットを買うと、裏に入場時間が書いてあるので、その時間になってから家の中へと入る仕組み。
見学は先着順なので、個人で行く場合、ハイ・シーズンは朝一で行きましょう。開館前に着きましたが、すでに長蛇の列でした。但し、入場時間は決まっていますが、退出は自由なので急いで見て回る必要はありません。
ビアトリクス・ポターのもう1つの所縁の地、ホークスヘッドにはポターの夫ウィリアム・ヒーリスが法律事務所として使っていた建物が残っており、現在資料館になっているので、こちらも一緒に見て回ることをお勧めします。
■イングランド湖水地方日帰り観光ツアー ビアトリクス・ポターの世界へ
価格:大人(12歳以上)£194~、子供(5~11歳)£184~
所要時間:13時間
言語:英語
開催曜日:月・火・水・木・金・土
催行会社:エヴァン エヴァンズ ツアーズ
HP:http://www.alan1.net/
※データは記事公開時点のものです。