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オーガニックコスメの認定基準・選び方(2ページ目)

海外のオーガニックコスメ事情とは? 海外のオーガニック認証機関から、代表的なコスメブランド、オーガニックコスメの選び方までご紹介します。

久保 直子

執筆者:久保 直子

スキンケア・化粧品コスメガイド

代表的な海外ブランド

今回は、日本でも人気の海外ブランドをいくつかご紹介します。
ニールズヤード(イギリス)…イギリスの厳格な認証ソイルアソシエーション認定。スキンケアからボディアイテム、ライフスタイルアイテム、フラワーエッセンス等幅広い品ぞろえが魅力。アイテムにも定評があり、多数のファンがいる。

ヴェレダ(スイス)…老舗中の老舗。1921年に誕生。1900年代に化学肥料が多用され始めたのですが、その弊害が環境や人体に及びつつあることをいち早く察知し、自然療法やオーガニック農法の紅葉を唱えたのがシュタイナー。ヨーロッパでは、医薬品メーカーとして名高く、信頼の置ける100%ナチュラルにこだわったブランド。自然の原料だけ使い、合成保存料・着色料・香料・鉱物油はフリー。植物はバイオダイナミック栽培、有機栽培、野生のものを可能な限り使用。医薬品の製造と同レベルの厳しい品質管理を行っています。オーガニック認証制度Na Trueネイトゥルーを取得。

ドクターハウシュカ(ドイツ)リズム製法で、植物エキスを抽出&熟成。起源はシュタイナーという、草分け的存在。なんといってもペースト状の洗顔料、フェイスウォッシュクリームがおすすめ。毛穴の開きなどを改善してくれる!

トリロジー(ニュージーランド)…2002年、美容ジャーナリストと皮膚科医の姉妹で始めた、ニュージーランド人気NO1ブランド。伊勢丹でも伊勢丹のローズヒップオイルは売れています!妊娠線、傷、しわを修復、と瓶に明記。必須脂肪酸が入っていて、毛穴を引き締めます。

オーガニックコスメの選び方

認証マークもひとつの基準にはなりますが、認証を受けているかどうかだけで判断せず、そのブランド全体のヒストリーを見ることが大切です。そこには、原料に対するこだわりから、製品への愛情が顕著にあらわれてきます。もちろん、配合されている植物の成分を見ることは忘れずに!(この植物成分には多少知識がいりますが、これはまた別の機会にお話したいと思います) 香りやテクスチャーといった、基本的なチェックも欠かさないでください。

植物には相性がありますから、まずは自分の肌と嗅覚、といった“五感”を使って試すことです。一方向から判断せずに、多方面からそのブランドを見て、見極めて。これ!というアイテムに出会ったら、もうやめられなくなりますよ。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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