収入ピークを考えると32歳までに末子を
教育費(特に大学進学費用)は、大金が必要になるので注意。計画的に準備したい
例えば大学入学初年度にかかる年間学費は、国立大学で81万7800円(文部科学省令による標準額)、私立大学(学部)の初年度納付金(授業料、入学料、施設設備費の合計)は131万1644円(「平成26年度私立大学入学者に係る初年度納付金平均額」文部科学省)。大学1年目にこれだけのお金を準備しなくてはいけません。
他にも受験費用などに数十万円は必要になるでしょう。一人暮らしとなるとさらにお金がかかります。
このように、教育費のピークは高校卒業時18歳と考えると、この時期に親が何歳になるかがポイントになります。夫が45歳の時に子どもが生まれたとすると、子どもが大学進学する頃には定年になっているかもしれません。
また、男性の収入ピークは50歳過ぎといわれています。となると、末子が18歳の時には、夫も50歳くらいでいたいものです。逆算すると、夫が32歳までに末子が生まれるのが理想といえるでしょう。
老後資金のために何年あるか?
教育費の他にも考えておきたいのが自分達の老後資金。ある程度まとまったお金を準備していく必要があります。これらは、若いときから少しずつ積立運用していくのが理想です。とはいっても、多くの家庭は子どもが独立し教育費が不要になった頃から準備しているようです。となると、子どもの教育費が不要になってから定年まで何年あるのかも気にしていかなくてはいけません。これは一年でも長くあるほうが有利となります。となると、子どもはできるだけ早く出産するのが有利ということになりますね。
少しでも早く結婚して子ども産むほうが、生活設計的には楽になることがわかりました。結婚期間の長さを有利と考え、将来設計をしっかりとたてていくと早婚はお得だといえるでしょう。
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