アイルランド/ダブリンからのオプショナルツアー

森と湖に囲まれたグレンダロッホ

エメラルドの島と呼ばれるアイルランドを象徴するかのような緑の森に囲まれた初期キリスト教の聖地・グレンダロッホ。今回はダブリンから日帰りで気軽に足を運べるのこの人気スポットをご紹介いたします。

執筆者:原 貴子

人気の日帰りオプショナルツアー・グレンダロッホ

大聖堂

屋根は跡形もなくなくなった大聖堂跡

ダブリンからほど近いウィックロー州にあるグレンダロッホ。アイルランドにおけるキリスト教の初期の教会があることで有名で、「7つの教会の街」とよばれ宗教的にも隆盛を極めた場所です。バイキングなどの侵入が相次いだ時代やイギリスのアイルランド支配を経てなお比較的状態良く残っているのは、深い森に囲まれた立地と庶民の信仰の場所としてあり続けたからだといわれています。

グレンダロッホの見どころ

タワー

遠くからでもひときわ目立つグランドタワー

緑の中に佇む石造りの教会。そのはじまりはセントパトリックがアイルランドにキリスト教を布教した1世紀後の6世紀にさかのぼり、人里離れたこの地にヨーロッパ中から修行僧が集まり修行をしたといいます。現在は周囲にビジターセンターなどはあるものの、石造りの教会やタワーがひっそりと残るこの地に佇むと、自然と修行僧が暮らした時代や風景を想像できることでしょう。

タワー窓

外敵の侵入が身近にあった往事の暮らしを伝える窓

着いてまずはじめに目につくのが先端に三角帽子を乗せたような屋根のラウンドタワー。高さ33メートルのこのタワー、近くに行くと約3メートルほどの高さに入り口があります。これは一説によると、何らかの侵入に合った時にはしごをかけてここから塔内に入り避難したためといいます。

タワーそばにある小さなお家のような建物は、この地ではじめに修行を行い、ここで瞑想をしたというセントケヴィンの名を冠した「セントケヴィン教会」があります。比較的状態良く残っているこの建物は、グレンダロッホのトレードマーク的存在でもあり、タワーと一緒によく絵にも描かれています。

 

ケヴィン

小さなお家のようなセントケヴィン教会

大聖堂跡にはすでに屋根がなく、残った外壁部分も劣化が進んいますが、 内部入ってじっくり見ることができ、残ったアーチの一部にロマネスク様式の特徴なども見ることができるので、人の集まるエリアになっています。

教会群の周囲には墓地があり、アイルランドらしいハイクロスの姿も見ることができます。深い森、キリスト教の教会、ハイクロス。こうしてグレンダロッホの特徴を書き連ねていくと、この場所がいかにアイルランド的要素を凝縮した場所であるかがわかりますね。

次のページでは教会のまわりにあるハイキングコースとダブリンからグレンダロッホへのアクセスをご紹介します。
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