インドネシアのポップシーン

インドネシアもタイに負けず劣らず、独自の音楽が盛んな地域です。民族音楽という領域では、ガムラン。細野晴臣、坂本龍一、Sandii & The Sunsetzなどもガムランを取り入れた曲を作りました。歌謡曲、欧米のロック・ポップに影響を受けたものも存在しつつ(スカルノ政権下では、ロックは弾圧も受けました)、ダンドゥットといったディスコ歌謡、最近ではその潮流にありつつも独自の進化を遂げたファンキーコタ(ファンコット)という高速ビート・ハウス仕様ディスコ歌謡のようなミュータントも生まれています。もちろん、アイドル歌謡もあります。結構、幅が広いシーンをもつインドネシアですが、渋谷系みたいなポップはあるのでしょうか?

White Shoes & The Couples Company

先ず紹介するのは、この長い会社名のようなバンド。2002年に3人でスタートし、2004年に現在の形の6人体制に。デビュー・アルバム『White Shoes & The Couples Company』を2005年にAksara Recordsよりリリースし、インディーズとしては注目を浴びました。

White Shoes & The Couples Company (Amazon.co.jp)
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White Shoes & The Couples Company




 
デビュー・アルバムからの「Windu & Defrina」。コーラスも「パラーパラー♪」で渋谷系っぽい。

Windu & Defrina (YouTube)

その後、セカンド『Skenario Masa Muda』(2007年)、サード『Vakansi』(2010年)リリース。Minty Freshとも契約し、日本も含めて世界デビューもしています。Minty Freshといえば、カヒミ・カリィもリリースしていた、渋谷系にも通じるシカゴのレーベル。

Vakansi (Amazon.co.jp)
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Vakansi




 
飛行機ジャケのセンスもいい最新アルバム『Vakansi』からの「Senandung Maaf」は、ソフトロック調の懐かしサウンド。この曲は、映画『Janji Joni』のサウンドトラックとして元々提供された曲で、インドネシアでもヒットしました。

Senandung Maaf (YouTube)