リビングをドラマティックに演出するシースルー階段
シースルー階段には様々なデザインがあります。カツデンアーキテック・オブジェアサンダータイプ |
このように階段は、上下階の移動手段としてだけでなく、空間演出やコミュニケーションの道具としても重要な役割をもつようになっています。
ここではシースルー階段を紹介します。従来の一般的な住宅プランは、廊下や玄関に階段室を設けることが多かったのですが、最近はリビングにシースルー階段を使うケースが増えています。
特に子供部屋が2階にある場合は、リビングに階段を設けることで、必ずリビングを通って2階にあがることになります。玄関脇に階段室があると、子供がいつ帰ってきたか分らない、ということもありますが、こうした事態も防げます。
リビング階段はデザイン性を重視しよう
珍しいロフト用階段オブジェア・ロフティー |
例えばカツデンアーキテックの場合、一流の工業デザイナーによるデザインとジョイント部分の研究により、ボルトなどが外から見えないように工夫しています。リビングやダイニングから常に見えるものですから、出来るだけシンプルなデザインを選びたいものです。
デザイン性の高い階段は大きなオブジェともいえます。踏み板や手すりの仕様を変えることで、多様なデザインを楽しめます。またロフト用のはしご式階段なども、デザイン次第で使いやすさと安全性を高めることが出来るのです。
次回 は、階段と窓の関係について解説します。