噛みごたえのある細麺は病みつきになる美味しさ
マカオから上陸のお粥と麺の老舗専門店『黄枝記』をご紹介します。
マカオでも大人気、香港でもいつもお客さんで混み合っている有名店です。
場所は中環(セントラル)のど真ん中にあり、中環中心地という立地にふさわしく、木を基調とした綺麗で落ち着いた中国風の外観です。外観同様、インテリアもちょっとアンティークな感じで異国情緒たっぷり。壁に飾られた昔の香港やマカオの写真も白黒で、レトロな雰囲気をかもし出しています。
こちらでは、海老わんたん麺を頂きましょう。特大の海老わんたんがたっぷり入っています。香港の麺は、どこも噛みごたえのある細麺です。はじめて食べたときは、ゴム麺みたい…という印象を持ってしまうのですが、旅の終わり頃にはこの噛みごたえが病みつきになります。
もうひとつ、香港の麺の特徴として、れんげがお椀の底に置かれています。
その上に雲呑があり、一番上に麺がある状態。麺があまりに長い間スープに浸かるとのびた状態になってしまうので、最高の状態で出すために、この手順は必ず決められているそうです。こちらのお店もそれは同じで、ぷりぷりの海老わんたんが、椀の底から湧くように出てきます。海老の大きさにもびっくり。八角が香ばしく、スープも美味しく頂けます。
海老わんたん麺が一杯33ドルで、ここはサービス料がかかります。他にも麺、粥ともにたくさんのメニューがあり、マカオ名物のポークチョップバーガーも頂けますよ。
写真付きの日本語メニューがありますので、オーダーも簡単です。平日のランチ時は周辺のビジネスマンで混み合い、相席になる可能性もありますが、マカオ本店よりは入りやすくおすすめです。
■黄枝記
住所:香港中環威霊頓街15号B地下
電話番号:2869-1331
営業時間:8:00~深夜2:00
URL:www.wongchikei.com.hk
※データは記事公開時点のものです。