新作「ノーブルショコラ」、本格チョコレートケーキ「ケッツァ」
「切り口」の一つ、としてご紹介したいのが、新橋店オープンと同時に発売となったこの新作ケーキ「ノーブルショコラ」。その名のとおり上品な美味しさです。まさに誰もが「美味しいね!」と言ってしまうであろう味わい(私も言ってしまいました!)。ふんわりとしたチョコレートのスポンジと苦すぎず甘すぎないチョコレートのクリーム。まるでチョコレートのふわふわのショートケーキのようです。表面の薄いチョコレートがパリっと割れるのは食感と風味のアクセント、そしてケーキを美しく演出しています。
カカオ分は60%。やさしい「切り口」のケーキといえます。
それに対して、オリジンーヌ・カカオを代表する人気チョコレートケーキ「ケッツア」は、チョコレートをもっと味わいたい方のためのケーキ。
すでにチョコレートファンの方にはお馴染ですね。先ほどの「ノーブル」がふんわりとしたケーキだとすると、こちらはぎっしり。チョコレートのビスキュイとガナッシュが層になったチョコレートを堪能できるケーキです。
70%カカオと100%カカオを加えているので、トータルでカカオ分は80%。力強いカカオのインパクト感じますがすっきりと食べやすいのが魅力。カカオを原料とするチョコレートを、本格的に味わいたい方のための「切り口」といえるかもしれません。
新作ケーキラインナップ
新橋店オープンと同時にデビューした新作ケーキはこちらです。左から
「フロマージュ」(きめ細やかで濃厚なチーズケーキ)450円(税込)、「ノーブルショコラ」(チョコレートスポンジにチョコレートクリームをサンドしたケーキ)450円(税込)、クレーム カラメル (ほろ苦いカラメルが美味しいコクのあるリッチなプリン)300円(税込)、「タルト キャラメル アマンド」(アーモンド入りのキャラメルクリームと生クリームのタルト)450円(税込)、「タルトプラリネシトロン」(プラリネクリームとレモンクリーム、酸味と食感あるタルト)400円(税込)。
人気のチョコレートプリン「クレミュー」の他に、チョコレートを入れないプリンが登場したのも見逃せませんね!(新作は全て自由が丘本店でも同時に販売されています)
様々なボンボン・ショコラ
ボンボン・ショコラは自由が丘本店と同様、20~30種類。ギフト用のボックスも別売りでありますが、自宅用には簡易包装で1個230円で気軽に購入できます。川口シェフに「『切り口』として入りやすいものから順番にいくつか選んでいただけますか?」とお願いしてみました。
「右から順番に左へ食べていってみてください」との事。全部いただいてみるとなるほど!ミルクチョコレート好きな日本人はまずは親しみやすくミルクチョコレートを使ったボンボンショコラから。そして最後はビターチョコレートとフルーツのマリアージュを楽しめるボンボン・ショコラへと変化していきます。
右から
ミルクガナッシュの「アリバ」、キャラメルと塩の「キャラメルサレ」、美味しいナチュラルガナッシュ「マラカイボ」、ピスタチオ風味の「シシリア」、色々な花の香りのするロワ-ル地方の蜂蜜を使用した「アベイユ」、フランボワーズ味の「ドロ―ム」、パッションフルーツのインパクトが魅力の「ジャマイカ」。
「あくまでもお客さまが主役で僕たちは裏方。地味な仕事だと思っています。お菓子を作る人間として本質から離れず、かたくなだけど美味しいものを作り続けています」と語る川口シェフ。
オリジンーヌ・カカオの店名はフランス語で「カカオの原産地」という意味。お話を伺っていますと川口シェフはいつも原点を見つめていらっしゃるように思います。
皆さんもぜひ、新しい街にオープンしたオリジンーヌ・カカオへお出かけになってみてください。新橋という新しい場所から、さらにチョコレートのすそ野が広がっていくことでしょう。
※2015年10月末に閉店しました。2017年銀座に移転オープン予定です。
【ショップDATA】
オリジンーヌ・カカオ 新橋店
住所:東京都港区新橋2-11-9 はとやビル1F
営業時間:10:30~21:00
定休日:日曜日
アクセス:JR新橋駅日比谷口・烏森口、東京メトロ銀座線「新橋」駅8番出口より徒歩4分
地図:Yahoo!地図情報
※カフェスペースはありません