オリジンーヌ・カカオ 新橋店OPEN!
※2015年10月末に閉店しました。2017年銀座に移転オープン予定です。日本を代表するショコラティエ、川口行彦シェフによる「オリジンーヌ・カカオ」の新橋店が2013年3月5日にオープンしました。場所は、新橋駅から歩いて4分程。駅からほど近い便利な場所にあります。
「オリジンーヌ・カカオ」の本店は自由が丘にあり、2003年のオープン以来、多くのファンを魅了し続けてきていますが、本店オープン10年目にあたる今年、新店舗がオープン。新橋店のご紹介の前に、改めて川口行彦シェフをご紹介します。
川口行彦(かわぐちゆきひこ)シェフ
オリジンーヌ・カカオの川口行彦シェフは、日本のチョコレートを語る上で欠かすことのできない、日本のショコラティエの先駆者です。「ドンク」「ルノートル」で修業後渡仏。1986年にはチョコレート専門店である「和光チョコレートショップ ルショワ」を立ち上げ、その味をシェフ・ショコラティエとして17年間にわたり守り続けました。その後独立、2003年、自由が丘にショコラ専門店「オリジンーヌ・カカオ」をオープンしました。
また日本人としては数少ない、名誉ある(※)ルレ・デセール(Relais Desserts)の会員にも選ばれています。
【 (※)ルレ・デセール(Relais Desserts)とは】
1981年、フランスで設立されたパティシエ、ショコラティエが組織する国際的な協会。会員はフランスを中心に、世界的な製菓コンクールの優勝者、MOF(フランス国家最優秀職人章)受章者などのトップパティシエで占められており、会員となるためには協会が設定する厳しい基準を見たさなければなりません。
「どうして新橋にお店をオープンされたのですか?」
まず、そんな質問を川口シェフにしてみました。するとこんなお答えが。「仕事関係の方の紹介でこの場所を見つけました。このあたりにはお菓子屋さんがあまりないんです。やってみたらなかなか面白い場所かもしれない、ということで、実はバレンタインの20日位前にこの場所と決めて、2月中旬には工事をお願いしました。」思わず、「え、バレンタイン、というのは今年のですか??」とお聞きすると笑顔で「そうですよ!」と川口シェフ。
多くの友人シェフが実際に訪れ「なかなかいいかもよ!」とおっしゃるというこの場所。私も訪れましたが、男性のお客様も多く、確かにどこかワクワクするようなエネルギーがあります。「川口シェフがタイミングとご縁、インスピレーションで見つけられた場所なんですね」と感想をお伝えすると「なんでもそうですよね」ともう一度笑顔で答えて下さいました。
次ページからは新店舗をご紹介します。