子供の教育/勉強できる子どもとできない子ども違い

頑張り過ぎない教育

「子供にジャンルを問わず様々な経験をさせる」ことは、子供の成長にとってとても大切なことです。しかし、その結果、分刻みの多忙な生活を送っている方も多いのではないでしょうか。このようなリズムで毎日生活することは、保護者の皆さんのストレスの増加や子育て疲れを招き、子供の人格形成や親子関係にもマイナスに働く場合があります。今回は、子供たちの将来にとってプラスに働く、頑張り過ぎない教育方法をご紹介します。

森 大輔

執筆者:森 大輔

子供の教育ガイド

「子供の将来のために様々なことを経験させたい」という思いから、複数の習い事や塾に、子供を通わせている方も多いと思います。「ジャンルを問わず様々な経験をさせる」ことは、子供の成長にとってとても大切なことです。しかし、その結果、保護者のみなさんの中には、「放課後、学校まで迎えに行って、その足で塾に連れて行き、塾終わったら他の習い事に連れて行って、夕ご飯を食べさせた後は、学校や塾の宿題に寝るまで付き合う」といったような、分刻みの生活を送っている方も数多くいらっしゃると思います。
子育ては肩の力を抜いて

子育ては肩の力を抜いて



このようなリズムで毎日生活することは、保護者の皆さんのストレスの増加や子育て疲れを招き、子供の人格形成や親子関係にもマイナスに働く場合があります。今回は、そういった問題を防ぐための、子供も親も幸せになれる頑張り過ぎない教育についてお話したいと思います。

子供に任せよう!~失敗は成功のもと~

親が教育に疲弊してしまう理由のひとつが、「子供が失敗したり、他の子供より遅れをとったりすることを避ける」ことを教育の目的にしてしまっていることです。そのため、1~10まで面倒をみる過保護に近い教育方法となり、その親の負担が増えてしまいます。

しかし、本来人間は、失敗から学ぶものです。子供であっても、失敗から学び改善する力を本能的に持っています。むしろ失敗しないと学ばないと言っても過言ではありません。子供が何歳であろうと、大怪我の危険があることや他人に迷惑をかけること以外は、本人のことは本人に任せてみてください。もちろんすぐに出来るようになることの方が少ないとは思いますが、自ら試行錯誤した経験が、将来子供が親元を離れ、自分の力で夢を叶えるときに、最も活かされるはずです。

>>子供に任せる際の注意点は?
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